1. |
授業の概要(ねらい) |
|
法律は、国内や外国との政治問題、経済問題、社会問題に広くかかわりをもっています。その実際を勉強します。すなわち、日々の時事ニュースを読み、法律的な問題に取り組みます。 法律学の分野は、就職活動において、また一般の公務員や警察官・消防官・自衛官などの試験では、その知識が試されます。 授業は、民主国家の国民の一人としてもつべき法律的教養や、就活・試験に役立つ知識を培うことも考えながら進めます。 国会の憲法審査会の動きにも対応しながら、憲法の全103か条の中から具体的な条文改正の可能性を探り、提案と討論の実践を通じて、民主法制のあり方を実体験していきます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
実用的で発展的な演習内容の理解と応用ができる 主権者としての意識が向上する 発言・討論などを通じて就職試験対応力が向上する
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
授業への貢献度(発言、発表等)50%と提出レポート40%をもとに総合的に評価
|
4. |
教科書・参考書 |
|
参考文献:『デイリー六法』『ポケット六法』『セレクト六法』『コンサイス 判例六法』などの小六法。 参考文献:日刊の新聞各紙。 参考文献:西修著『エレメンタリ憲法 新訂版』(2008年 成文堂)。 テキスト:読売新聞東京本社憲法問題研究会編 電子書籍『初学者が分かる解説 日本国憲法』(各授業前にLMSで資料配信)。 参考文献:栗山尚一著『戦後日本外交』(2016年 岩波現代全書)。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
授業で配布されたプリントやLMS(自習管理システム)を中心に、授業のあったその日のうちに習ったことを確認しましょう。また、発表当番の場合は事前の準備、発表文の作成をします。単独でも複数グループでも可能です。発表後はまとめレポートを書き、次回授業で提出します。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
シラバスは目安で、適宜変更することがあります。日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 憲法の制定過程と概要の説明 | 【第2回】 | これ以降は、各回テーマの範囲での当番による発表とそれに対する意見の交換。 全体構成 | 【第3回】 | 第1章 天皇 | 【第4回】 | 天皇の退位 | 【第5回】 | 第2章 安全保障 | 【第6回】 | 安全保障関連法 | 【第7回】 | 第3章 人権 | 【第8回】 | 人権と安全保障 | 【第9回】 | 一票の価値 | 【第10回】 | 外国人の人権 | 【第11回】 | 女性の人権 | 【第12回】 | 歴史問題 | 【第13回】 | 日本外交の課題 | 【第14回】 | アメリカとの関係 | 【第15回】 | 全体のまとめと討論会 (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。 |
|