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授業の概要(ねらい) |
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本講義では、消費者契約法・特定商取引法・割賦販売法等、消費者問題に関わる重要な法ルールの説明を行います。基本的には、テキストに沿って解説しますが、「約款」については債権法改正についても解説します。
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2. |
授業の到達目標 |
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①消費者法に関する実用的な知識を身に着け、その知識を実践に活かすことができる。 ②具体的には、ケースを見てどの法令が関係するかを瞬時に判断することができるようになる。 ③現在の消費者法では対応できない問題、法改正すべき点などに興味を持つ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末試験で評価します(100%)。試験問題はすべて論述式であり、①何が問題なのかがわかっているか、②根拠を挙げて結論を導けているか、③文章の綺麗さ、等で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:中田邦博=鹿野菜穂子(編)『基本講義消費者法』(日本評論社、第2版、2016年) 参考文献:消費者法ニュース発行会議『消費者法ニュース』
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5. |
準備学修の内容 |
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詳しくは第1回の講義で説明しますが、テキスト前半は「こういう法律があるよ」という内容で、後半は「こういう問題があるよ」という内容です。講義では、前半を中心に説明します。後半は、具体的にイメージするのに役立つと思いますので、興味がある部分を読んでおいてください。参考文献に挙げました、『消費者法ニュース』は、実際に、今、起こっている問題を取り扱っている雑誌です。ぜひ興味のある項目を読んでみてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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「必ず」最新版の六法を使用してください。平成28年に消費者契約法が改正されているため、最新版でなければ、講義内容が理解できません。 講義でも簡単に触れますが、民法総則の復習をしておくとよいでしょう(とくに錯誤・詐欺)。 過去のレジュメは配布しません。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 消費者契約法(1)総論 | 【第3回】 | 消費者契約法(2)説明義務・情報提供義務 | 【第4回】 | 消費者契約法(3)消費者の取消権 | 【第5回】 | 約款 | 【第6回】 | 消費者契約法(4)不当条項規制(10条) | 【第7回】 | 消費者契約法(5)不当条項規制(8条・9条) | 【第8回】 | 特定商取引法(1)訪問販売・電話勧誘 | 【第9回】 | 特定商取引法(2)通信販売・インターネット取引 | 【第10回】 | 特定商取引法(3)マルチ商法・連鎖販売取引 | 【第11回】 | 特定商取引法(4)特定継続的役務提供 | 【第12回】 | 消費者信用取引(1)割賦販売法 | 【第13回】 | 消費者信用取引(2)貸金規制 | 【第14回】 | 消費者の権利の実現 | 【第15回】 | まとめ |
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