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授業の概要(ねらい) |
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本講義では、様々な問題に対して、法的な考え方で解決方法を探すことができるように、法学の基礎技法を学びます。私たちの生活と法律は深く関わっており、すべての人が法律と関係した生活を営んでいます。したがって、法的思考や法的知識が、日常生活に役立つように学ぶことはとても意味があります。さらに、前述の法的な考え方を踏まえ、法学をより身近に感じて頂くために、日常生活をめぐる差別問題を法的観点から検討をします。
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2. |
授業の到達目標 |
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①日常生活で使える法学の基礎技法を理解する。 ②様々な問題に対して法的なアプローチ方法で解決できるようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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定期試験(70点)と中間レポート(30点)で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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大林啓吾・岡田順太・白水隆『大学生のための法学トレーニング』(2016年、三省堂)。
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準備学修の内容 |
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予習:次回授業のために、参考文献にある教科書に目を通しておいてください。 復習:授業レジュメを再度読んでおいてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業だけでなく、普段から法的に物事を考えられるように試みてみてください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション(本講義全体の見取り図、受講の目的と意義) | 【第2回】 | 法学トレーニング: 問題を発見しよう | 【第3回】 | 法学トレーニング: 根拠を探そう | 【第4回】 | 法学トレーニング: 応用してみよう | 【第5回】 | 差別問題: 平等とは何か | 【第6回】 | 差別問題: 差別構造とポジティブ・アクション | 【第7回】 | 差別問題: 障害差別 | 【第8回】 | 差別問題: 年齢差別 | 【第9回】 | 差別問題: 性差別① | 【第10回】 | 差別問題: 性差別② | 【第11回】 | 差別問題:LGBT差別 | 【第12回】 | 差別問題: 外国人・民族差別 | 【第13回】 | 差別問題: 教育格差 | 【第14回】 | 差別問題: なぜ差別をしてはいけないのか | 【第15回】 | まとめ |
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