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授業の概要(ねらい) |
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リーマンショック以後、イギリスのEU(欧州連合)離脱、難民危機、などが生じており、今日ヨーロッパ情勢は不透明になりつつある。そのようななか、各国の経済を左右する政治や経済そのものについて理解するためには、背景として歴史や政治体制について学ぶことが必要となる。この講義では、比較の視座をもちながら、ヨーロッパにおける主要国の政治・経済体制を、ヨーロッパ政策を中心に概観する。そのような作業によって、各国の多様性と政治現象の関連の双方について理解を獲得したい。
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2. |
授業の到達目標 |
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以下の2つのサブ目標を設ける。 1.比較政治学がとる基本的考え方を身につけること。 2.各国の政治・経済体制の特徴を理解すること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点:30% 定期試験の成績:70%
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:特になし。 参考書:授業中に適宜指示する。
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準備学修の内容 |
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予習と復習に取り組むこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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私の前期の授業(世界の情勢(ヨーロッパ)I)と内容が連続しているので、その授業の履修が望ましい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 比較政治の視野、歴史的視野とはなにか | 【第2回】 | フランス政治(1) | 【第3回】 | フランス政治(2) | 【第4回】 | フランス政治(3) | 【第5回】 | ドイツ政治(1) | 【第6回】 | ドイツ政治(2) | 【第7回】 | イギリス政治(1) | 【第8回】 | イギリス政治(2) | 【第9回】 | イタリア政治 | 【第10回】 | スペイン・ポルトガルの政治 | 【第11回】 | ベルギー・オランダの政治 | 【第12回】 | 北欧の政治 | 【第13回】 | 東欧の政治 | 【第14回】 | ロシアの政治 | 【第15回】 | まとめとテスト |
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