Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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映画文化研究 I 筒井 清忠
選択  2単位
【日本文化】 17-1-1310-0364-01

1. 授業の概要(ねらい)

 もののあわれ・義理・人情など日本文化の特質と言われているものがどのようにして形成され今日に至っているのかを映画を通して明らかにすることがこの講義の目的です。またそうした映画作品の原作となった文学作品についても検討していきたいと思っています。とにかくできるだけ多くの映画を見てもらいます。そして多くの人に見られた=日本人の気持ちを一番良く表した映画の基底にあるものを明らかにしていきたいと思います。

2.
授業の到達目標

 日本映画を通して日本人の特質を把握する。

3.
成績評価の方法および基準

 毎回のレポートによる評価だが、最終回は必ず出席すること。

4.
教科書・参考書

 テキスト:川本三郎・筒井清忠『日本映画 隠れた名作 昭和30年代前後』(中公選書、2014年)

5.
準備学修の内容

 出来るだけ多くの日本映画と文学を鑑賞してください

6.
その他履修上の注意事項

 授業への積極的参加を望みます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業方針の説明
【第2回】
 家城巳代治の作品
【第3回】
 鈴木英夫の作品
【第4回】
 千葉泰樹の作品
【第5回】
 渋谷実の作品
【第6回】
 関川秀雄の作品
【第7回】
 清水宏の作品(1)
【第8回】
 清水宏の作品(2)
【第9回】
 川頭義郎の作品
【第10回】
 村山新治の作品
【第11回】
 田坂具隆の作品
【第12回】
 滝沢英輔の作品
【第13回】
 野村芳太郎の作品
【第14回】
 堀川弘通の作品
【第15回】
 まとめ