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授業の概要(ねらい) |
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中国古典文の基礎的読解力を身につける。 わたし原田は今年、他に中国文化概論、中国文化講読などを担当しているが、この科目はより基礎的な講義である。具体的には、歴史書の文章、詩、随筆など、私が準備したテキストをゆっくり講読していきながら、中国文化の基礎的な知識を身に付け、また古典文の語法を学んでいく。 難しく考えずに、中国の古典文学に親しむ(それは素晴らしい宝庫なのだから)ことが第一だ。 前期は主に故事成語を読む。
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2. |
授業の到達目標 |
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・中国の古文を読む基礎的な力をつける。 ・中国古典文化に親しむ。 ・高校などの国語教員をめざす人には、必要な基礎力が身につくように。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末の筆記試験。
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4. |
教科書・参考書 |
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『これでわかる基本漢文マスター』文英堂 534円
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5. |
準備学修の内容 |
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前回学んだことをノートなどで復習して、次の授業に臨むこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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受け身的な姿勢でなく、積極的な学習態度を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 導入 授業のコンセプトの説明、「漢文」とは何か、どんなテキストを用いるか | 【第2回】 | 「苛政は虎よりも猛なり」~「於」の用法 | 【第3回】 | 「陰徳ある者には 天、報いるに福をもってす」~「以」と疑問形 | 【第4回】 | 「推敲」~「遂」の用法 | 【第5回】 | 「画竜点睛」~「即」の用法 | 【第6回】 | 「虎の威を仮る狐」~「AをもってBとなす」の用法 | 【第7回】 | 「塞翁が馬」~反語形の用法 | 【第8回】 | 「知音」~部分否定と全部否定 「琴」というもの~映画「工夫」 | 【第9回】 | 「先ず隗より始めよ」~抑揚形の用法 | 【第10回】 | 「石に漱ぎ、流に枕す」~「可」の用法 | 【第11回】 | 「可」研究 ~概説、諸書の用例 | 【第12回】 | 再読文字 | 【第13回】 | 受身形 | 【第14回】 | 使役形 | 【第15回】 | 総復習 |
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