Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本文化研究(演劇) II 細田 明宏
選択  2単位
【日本文化】 17-1-1310-1813-08

1. 授業の概要(ねらい)

 人形浄瑠璃(文楽)はおよそ400年前に成立し、近世期を通じて発展し、近代以降も多くの人々に親しまれています。この講義では、はじめに人形浄瑠璃の概要について講義した上で、歴史について学びます。さらに実際に文楽で上演された舞台を映像で見ることで人形浄瑠璃についての理解を深めます。歌舞伎での上演も参照することがあります。実演家等の外部講師をお招きすることがあります(詳細につきましては授業中にお知らせします)。

2.
授業の到達目標

 近世の舞台芸術について理解を深めることを目標としています。

3.
成績評価の方法および基準

 期末試験(50%)、小テスト・レポート(30%)、平常点(20%)を合わせて評価します。試験は、ノート等の資料類の持ち込みは禁止です。なお期末試験に代えてレポートを課す場合もあります。

4.
教科書・参考書

 テキスト:プリントを用意します。
 参考文献:授業の時に紹介します。

5.
準備学修の内容

 さまざまな舞台芸術についてできるだけ触れて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 わからないことがあれば積極的に質問して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 人形浄瑠璃とは
【第2回】
 琵琶法師
【第3回】
 浄瑠璃物語
【第4回】
 呪具としての人形
【第5回】
 人形操り
【第6回】
 からくり
【第7回】
 人形浄瑠璃の成立
【第8回】
 古浄瑠璃
【第9回】
 竹本義太夫
【第10回】
 近松門左衛門
【第11回】
 人形浄瑠璃の発展
【第12回】
 人形浄瑠璃と歌舞伎
【第13回】
 娯楽としての浄瑠璃
【第14回】
 娘義太夫の流行
【第15回】
 まとめ(試験の場合あり)