Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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伝統文化概論 I コルネーエヴァ スヴェトラーナ
必修  2単位
【日本文化】 17-1-1310-2707-03

1. 授業の概要(ねらい)

 現在、日本では伝統文化・精神に対する再評価の動きが強まっている。講義では、日本の伝統文化を構成している諸要素(信仰、中世の文化、和食、武士道など)の起源および変容過程について学んで理解を深めていく。とりわけ注目したいのは、現代社会における伝統文化の位置と役割である。できる限り映像資料を活用し、理解を助ける。
 なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。

2.
授業の到達目標

 ・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できる
 ・現代における伝統的な文化の位置と意義について考察を深め、自分の考えをまとめられる

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(授業への積極的な参加、授業内の小レポートなど)40%、レポート60%からなる総合評価
 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)

4.
教科書・参考書

 特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。
 参考文献は講義中に随時紹介する。

5.
準備学修の内容

 講義ごとの内容を復習すること。必要に応じて、事前に配布する資料を一読し、予習すること。

6.
その他履修上の注意事項

 継続的・積極的な受講を期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 講義の概要 文化とは何か
【第2回】
 日本文化の歴史(概要)
【第3回】
 基層文化
【第4回】
 外来文化の受容と独自文化の創造
【第5回】
 自然観、信仰
【第6回】
 平安時代の文化(1)
【第7回】
 平安時代の文化(2)
【第8回】
 伝統的な音楽(雅楽)
【第9回】
 和食
【第10回】
 日本の伝統的な建築様式
【第11回】
 匠の技(大工)
【第12回】
 武士道(1)
【第13回】
 武士道(2)
【第14回】
 武士道(3)
【第15回】
 総まとめ