Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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比較文化論B I コルネーエヴァ スヴェトラーナ
選択  2単位
【日本文化】 17-1-1310-2707-11

1. 授業の概要(ねらい)

 国際社会で活躍する場が広がっている現代において、自国の文化を知り、外国の文化を理解し尊重することが求められている。本講義では、日本の武士、ヨーロッパの騎士、そしてロシアの貴族の文化の比較を通して、それぞれの道徳観や価値体系に注目し、文化の普遍性と個別性について考える。
 授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては授業中、短時間のグループ議論を行う予定である。なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。

2.
授業の到達目標

 ・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できる
 ・文化の多様性について理解を深める
 ・関心のあるテーマを選び、比較を試みる

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(授業への積極的な参加、授業内の小レポートなど)40%、レポート60%からなる総合評価
 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)

4.
教科書・参考書

 特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。
 参考文献は講義中に随時紹介する。

5.
準備学修の内容

 講義ごとの内容を復習すること。必要に応じて、事前に配布する資料を一読し、予習すること。

6.
その他履修上の注意事項

 継続的・積極的な受講を期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 講義の概要、進め方
【第2回】
 文化の比較(方法論の紹介)
【第3回】
 文化比較の多様性
【第4回】
 武器の発生と発達
【第5回】
 日本の武士の誕生と変遷
【第6回】
 日本中世の武人文化(戦闘の特徴)
【第7回】
 関連映像の鑑賞
【第8回】
 日本中世の武士の手柄と功名
【第9回】
 ギリシア軍の歴史、スパルタ教育
【第10回】
 ヨーロッパの騎士の誕生
【第11回】
 騎士の武装
【第12回】
 叙任の儀式、トーナメント
【第13回】
 ロシアの貴族の誕生
【第14回】
 ロシアの貴族の社会的な役割
【第15回】
 総まとめ