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授業の概要(ねらい) |
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日本と中国は地理的に近接した隣国同士であり、歴史的に見ても極めて長く関係を共有しています。長年、日本は中国を世界の中心として見る向きが強かったのですが、明治以降はその旧い秩序に対する挑戦を試みます。その結果、現代にいたるまで、日中両国は「友邦」と「敵国」の間を揺れ動く複雑な関係を継続しています。 本講義では、そんな現代の複雑な日中関係の原因となっている近現代の歴史を学ぶことで、日中両国の政治家や官僚、一般国民たちが互いをどう解釈し、自らを定義していたかについて考えてみたいと思います。
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2. |
授業の到達目標 |
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・近現代東アジア国際関係史の基礎知識を習得する ・授業で学んだ知識を応用し、現代の東アジア問題を論理的に説明できるようになる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・定期試験:70% ・中間試験:30%
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4. |
教科書・参考書 |
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・教科書:特に指定しない ・参考書:川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』名古屋大学出版会
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準備学修の内容 |
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授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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積極的な質問を歓迎します。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 前近代の東アジア国際秩序Ⅰ | 【第3回】 | 前近代の東アジア国際秩序Ⅱ | 【第4回】 | 清朝と日本の開国 | 【第5回】 | 条約改正 | 【第6回】 | 日清戦争Ⅰ | 【第7回】 | 日清戦争Ⅱ | 【第8回】 | 中間試験 | 【第9回】 | 日露戦争 | 【第10回】 | 辛亥革命と日本の対応 | 【第11回】 | 第一次世界大戦期の東アジア―対華二十一か条要求と袁世凱帝制問題 | 【第12回】 | 第一次世界大戦期の東アジア―パリ講和会議 | 【第13回】 | 中国ナショナリズムと幣原外交 | 【第14回】 | 中国ナショナリズムと田中外交 | 【第15回】 | 総まとめ |
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