【第1回】 |
情動や行動に関わる脳のはたらき 情動や行動に関わる脳の解剖と生理機能について理解する。 |
【第2回】 |
幼児期の心の発達とその背景 幼児期の心の発達とその背景にある脳の生理機能の発達、環境要因の影響について理解する。 |
【第3回】 |
学童期の心の発達とその背景 学童期の心の発達とその背景にある脳の生理機能の発達、環境要因の影響について理解する。 |
【第4回】 |
幼児期の問題(夜尿、頻尿、夜驚、指しゃぶり、チック) 幼児期にみられる異常行動に対する医学的アプローチを理解し、実例を通じて家庭や医療機関との連携を学ぶ。 |
【第5回】 |
幼児期・学童期の問題1(登園拒否・登校拒否、ひきこもり) 登園拒否・登校拒否、ひきこもりに関して、心理学的アプローチと医学的アプローチについて理解する。 |
【第6回】 |
幼児期・学童期の問題2(登園拒否・登校拒否、ひきこもりの事例検討) ・A類学生は、登園拒否・登校拒否の実態を調査して発表する。 ・B類学生は、自験例について問題点を整理して発表し、全体討論の司会をする。 |
【第7回】 |
幼児期・学童期の問題3(いじめと被虐待児) いじめと被虐待児に関して、心理学的アプローチと医学的アプローチについて理解する。 |
【第8回】 |
幼児期・学童期の問題4(いじめと被虐待児の事例検討) ・A類学生は、いじめと被虐待児の実態を調査して発表する。 ・B類学生は、自験例について問題点を整理して発表し、全体討論の司会をする。 |
【第9回】 |
学童期の問題1(外傷後ストレス障害、適応障害) 外傷後ストレス障害や適応障害に対する心理学的アプローチと医学的アプローチについて理解する。 |
【第10回】 |
学童期の問題2(友達と遊べない子ども、人前で話せない子ども) ・交友関係の確立に障害を認める子どもや、人前で話せない子どもの背景に見られる疾患について理解し、学校での対応方法を学ぶ。 ・B類学生は、自験例について問題点を整理して発表する。 |
【第11回】 |
学童期の問題3(完全主義、神経質、潔癖症) 完全主義、神経質、潔癖症などの性格特性について、心理学的アプローチと医学的アプローチについて理解し、学校での対応方法を学ぶ。 |
【第12回】 |
学童期・中学期の問題1(思春期の身体の変化と心のケア) 思春期の心と身体の変化について医学的知識を身につける。B類学生の経験を授業に取り入れる。 |
【第13回】 |
学童期・中学期の問題2(きれる子、家庭内暴力、自殺企図) きれる子、家庭内暴力、自殺企図について、心理学的アプローチと医学的アプローチについて理解する。A・B類学生と分かれてグループを作り、学校での対応について教師が留意し、活動していくべき事柄について協議し、その成果をまとめて発表する。 |
【第14回】 |
長期入院児を取り巻く環境と心のケア 長期間病院に入院する子どもと、その保護者の精神状況について理解する。また院内学級における子どもの心のケアについて考える。 |
【第15回】 |
家庭、学校・教育委員会と医療現場の協力体制を築く上で教師に求められること 児童生徒の心のケアにおける、家庭と学校と医療現場の協力体制を築くうえでの問題点を整理し、学校内外での改善策を提案する。 |