【第1回】 |
特別支援教育についての近年の流れ①(講義・討議) ・授業計画 ・現時点で理解している特別支援教育について整理する。 |
【第2回】 |
特別支援教育についての近年の流れ②(講義) 通級による指導の制度化までの流れと特殊教育から特別支援教育に転換してきた経緯や歴史的背景について、文部科学省における調査会議による検討等について概説すると共に理解を深める。 |
【第3回】 |
特別支援教育についての近年の流れ③(講義) 特別支援教育に関する制度や法的位置付けについて理解を深める。 |
【第4回】 |
情緒障害教育の歴史と教育の仕組み①(講義) 情緒障害教育(特に自閉症スペクトラム)について、自閉症の定義の変化や対応などの歴史的経緯を理解すると共に、発達障害教育との関連から学校教育の位置付けについて学ぶ。 |
【第5回】 |
情緒障害教育の歴史と教育の仕組み②(講義) 情緒障害教育(特に心理的要因が関与する情緒障害)について、学校教育における制度的位置付けの変化などについて理解を深める。 |
【第6回】 |
通級による指導の概要(講義) 通級による指導の歴史的経緯と平成18年から実施されたLDやADHD等の通級による指導の対象と指導の実際について、現状の課題を把握する。 |
【第7回】 |
特別支援学級における指導の概要(講義) 小中学校における自閉症スペクトラムの児童生徒の実態把握と指導の実際について、現状の課題を把握する。 |
【第8回】 |
通級による指導の教育課程編成(通級による指導)③(演習) ・通級による指導の教育課程編成について児童生徒の実態把握もとに作成する。 ・A類学生は、通級指導教室の教育課程の編成について、対象とする児童生徒の実態を踏まえて作成する。 ・B類学生は、通級指導教室の教育課程編成を行い、指導計画と通常の学級の教育との関連などの課題をまとめる。 |
【第9回】 |
特別支援学級における教育課程編成(情緒障害特別支援学級)④(演習) ・情緒障害特別支援学級の対象とする児童生徒の実態を踏まえて、教育課程編成を行う。 ・A類学生は、対象とする児童生徒の実態把握と指導内容から教育課程編成を行う。 ・B類学生は、対象とする児童生徒の実態把握と指導内容から教育課程編成を行い、その実施についての課題をまとめる。 |
【第10回】 |
特別な教育課程編成の課題(討議) ・特別支援学級や通級による指導の対象とする児童生徒の実態と特別な教育課程編成を通して、通級による指導や特別支援学級等の教育課程実施上の課題を討議するとともに、その解決策をまとめる。 ・B類学生は、グループディスカッションを通して、ブレーンストーミングの重要性と調整役を体験する。 |
【第11回】 |
小・中学校における校内体制の取組について①(演習) 小・中学校における校内委員会や特別支援教育コーディネーターの活動について、聞き取り調査等を通して実態把握を行い、課題を明らかにする。 |
【第12回】 |
小・中学校における校内体制の取組について②(演習) ・A類学生は、実態把握から得た課題を整理する。 ・B類学生は、実態把握から得た課題に対する、解決策をまとめる。 |
【第13回】 |
幼児期における発達障害教育の現状(講義) 幼児期における発達障害の子どもへの対応について、幼稚園や保育所における現状と課題を理解する。 |
【第14回】 |
高等学校及び大学等の段階における発達障害教育の現状(講義) 高等学校や大学等の発達障害の学生の現状と課題を理解する。 |
【第15回】 |
まとめと振り返り これまでに学んだことを元に、各自、発達障害教育に現状と課題についてまとめをする。 |