Web Syllabus(講義概要)

　授業は、複数の教員によるティーム・ティーチングの形態で行う。
　今年度は、「学校教育と医療の連携」を踏まえ、その視点からカリキュラムの在り方を検討する.
　さらには教育と医療の連携にかかわる成果と課題等について協議する。
　具体的には、次のような内容の授業を行う。
　　①学校教育と医療の連携の現状と課題について調査するとともに、その結果を踏まえながらこれからの連携の在り方を検討する。
　　②教育と医療の連携を実施する上での課題の解決をめざし、将来の連携の在り方の検討を行う。
　　③教育と医療の連携に向けた各学校の取り組み事例と評価を検討しながらカリキュラム開発の能力の伸長を図る。
　　④教育と医療の連携に関わるカリキュラム開発や学校改善に向けたテーマを設定し、教育と医療の連携を推進する基本構想図（グランドデザイン）の作成・発表と協議を行う。

　A類学生は、教育と医療の連携にかかわる学校の実態を調査・分析することを通してし、教育と医療の連携を推進するためのグランドデザインを作成できる。
　B類学生は、教育と医療の連携を推進するための新しいカリキュラムの開発を行うことができる。

　・授業の中での事例分析の報告（40％）及び各自作成したグランドデザイン（40％）、授業のとりくみ（20％）の内容によって評価する。

　テキスト：特定のテキストは使用しない。

　・教育と医療の連携について情報収集を行う。
　・実習校や勤務校を中心に、カリキュラムの具体的な事例収集と分析を行う。
　・グランドデザインの作成は、授業時間外で行うことがある。
　・マスコミの報道に常に注意を払い、先進校等の事例収集に心がける。

　・実習校や所属校における教育と医療の連携に常に関心をもち、学校が抱える課題解決の方策について考察や提案等ができるように努めること。