Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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教育実践研究 I 坂本 和良
必修  3単位
【教職大学院】 17-1-1331-3344-12

1. 授業の概要(ねらい)

 配属学級を中心に、教科等の授業の教育実践を通じて、授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法などにかかわる授業実践力、児童生徒理解とそのための技法の獲得、及び、学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導についての理解とその力量を高める。

2.
授業の到達目標

 配属学級を中心に、学習指導や学級経営、生徒指導、特別活動等、子どもの指導にかかる実習に継続的に取り組み、他の教員をリードできる高度な実践的指導力・展開力を獲得する。
 <A類学生>
  ・教科等の授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法、児童生徒理解とそのための技法などを理解し、その実践的力量を獲得する。
  ・教科等の授業づくりを中心に実習を進めながら、学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導などの実習に取り組み、子どもの指導にかかる実践的な指導力を獲得する。
 <B類学生>
  ・上記の力量の向上を図りつつ、授業づくり・学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導などの進め方や臨床的な研究の仕方などについて協議・研究したり、そこで指導性を発揮できる力の育成を図る。

3.
成績評価の方法および基準

 実習校からの評価、実習記録、実習報告書等を参考として総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 テキスト  特になし。
 参考文献  実習指導日等で適宜紹介する。

5.
準備学修の内容

 実習校についての実態を十分に把握し、教員としての服務・指導の充実を図れるよう準備する。

6.
その他履修上の注意事項

 指導教員と十分な連携を図り、実習記録の提出・指導を大学担当教員と連携を密にする。

7.
各回の授業内容

1 実習期間・5~7月(原則)
2 主な実習内容・教科等の教材開発と指導計画、学習指導案の作成・教科等の学習指導(協力的指導を含む)の実際・指導と評価の実際、評価問題の作成・総合的な学習の時間や外国語活動の計画と指導の実際・ICT等を活用した授業の計画と実際・自己の授業分析に基づく授業改善推進プランの作成・児童の問題行動や保護者等との対応の実際
3 実習方法・集中型の連続実習を基本としつつ、連携協力校や院生のニーズ・実状にあった実習スタイルをつくる。・学生は配属学級での指導を中心としつつ、他学年・他学級での観察・参加・指導も行う。・放課後には、学生、担当教員、大学教員による指導の会を定期的に実施して指導を受け、常に課題を明確にしながら実習に取り組めるようにする。