Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
教育学演習 II 芦澤 清音
必修  2単位
【教育文化】 17-1-1333-1556-03

1. 授業の概要(ねらい)

 前期は、文献や体験を通して、発達障害のある子ども、被虐待児など、困難を抱える子どもたちに対する理解を深めた。後期は、保育現場、教育現場、福祉施設などにおける困難を抱える子どもたちの支援について、フィールドワークを通して実践的に学びを深める。
 具体的には、実際に保育現場や教育現場、福祉施設などを訪問し、観察、および、保育者、教師、支援専門職への聞き取りなどを行い、プレゼンテーションおよびディスカッションを通して学びを深める。

2.
授業の到達目標

 ・保育、教育現場での発達障害など困難を抱える子どもに関する理解が深まり、多様な支援について考えることができる。
 ・聞き取り、アンケートなどフィールドワークに取り組む。
 ・フィールドワークから得られた結果をまとめ、発表資料を作ることができる。
 ・効果的なプレゼンテーションを工夫することができる。
 ・自分のテーマを決め、文献研究およびフィールドワークの結果を整理し、レポートを作成することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 資料作成と発表50%、レポート50%

4.
教科書・参考書

 必要に応じて文献を紹介する。

5.
準備学修の内容

 資料収集、文献購読、発表資料の作成、レポートの作成などすべて授業外に行うものとする。

6.
その他履修上の注意事項

 興味を持って主体的に取り組んでほしい。また、物事を深く考え、掘り下げていくことの面白さを味わってもらいたい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 授業計画について説明
【第2回】
 グループ分けを行う。グループごとにフィールドワークのテーマを決める
【第3回】
 フィールドワークの方法および結果の整理と発表の仕方を学ぶ
【第4回】
 フィールドワークの計画を立て、準備を始める
【第5回】
 事例をもとに、支援について考え、意見交換を行う①
【第6回】
 事例をもとに、支援について考え、意見交換を行う②
【第7回】
 フィールドワークの途中経過報告
【第8回】
 フィールドワークのまとめと発表準備
【第9回】
 プレゼンテーション:グループごとに発表および討論①
【第10回】
 プレゼンテーション:グループごとに発表および討論②
【第11回】
 プレゼンテーション:グループごとに発表および討論③
【第12回】
 プレゼンテーション:グループごとに発表および討論④
【第13回】
 4年生の卒論、卒研の中間発表
【第14回】
 最終レポートに向けての指導
【第15回】
 まとめと最終レポートの提出