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授業の概要(ねらい) |
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子どもたちは、描いたり作ったりすることが大好きです。その表現する喜びを、より豊かにするための働きかけとは何か。豊かな表現の土台は、豊かな生活であるといわれているが、豊かな生活とはどんな生活なのか。また、その生活を、どのようにして美術表現に展開させるのか。 保育園や幼稚園、民間の絵画造形教室に通う子どもたちの作品を紹介しつつ、上記の課題をあきらかにしていく。 学生は、毎週描画工作の実習を行う中で、絵の具の基本的な扱い方、はさみやホッチキスの使い方、土粘土、油土、紙粘土のちがいなど道具の扱い方と同時に、子どもの発達に応じた準備、課題の設定など、保育者が手を貸すことが出来ることや、言葉かけなど、実習など現場で役立つ作品を製作していく。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生自身が、描くこと、作ることの楽しさを体験できるように毎週、描画工作の実習を行い、表現力(デザイン性と機能性)、発想力(独創性)を高めていく。また、その実技を通して、子どもの美術表現の導入、展開、評価なども学修する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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5回以上の欠席は、単位を取得できません。 1.実技作品(技術・創意工夫) 60% 2.提出物 20% 3.授業態度 20%
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教科書・参考書 |
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『保育をひらく造形表現』 槇 英子著 萌文書林(参考書) その他、講義の際、資料を配布する。
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準備学修の内容 |
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・展覧会(子どもの作品展・好きなアーティスト)を観賞する。(レポート提出) ・普段から、手づくりで誕生日プレゼントを作ったり、カードを書いたりする。 ・子どもたちと遊びながら描いたり作ったりする機会に積極的に参加する。
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その他履修上の注意事項 |
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・美術表現を履修するにあたっては、前提条件として『図画工作科概論』を履修していること。又、履修する学生は出来るだけ主体的・積極的に行動(制作・後片付け等)して下さい。 ・古新聞1日分・ぞうきんを1枚持参・提出すること。 ・毎週、鉛筆Bを持参すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 子どもの発達と美術表現活動--線描 アンケート | 【第2回】 | 生活と表現・乳児 スクラッチ画 (クレヨンとパス) | 【第3回】 | 生活と表現・3歳児 油土で人体表現 『2人がいっしょに』 | 【第4回】 | 生活と表現・4歳児 水彩画で人体表現 『はだか描き』 | 【第5回】 | 生活と表現・5歳児 紙工作--とばして遊ぶ | 【第6回】 | 生活と表現・6歳児以降 テッシュの染め紙(水性マーカー) | 【第7回】 | 教材研究と基礎技術 水彩絵の具(観察の絵) | 【第8回】 | 教材研究と基礎技術 マッチ棒工作(遊具を作る) | 【第9回】 | 教材研究と基礎技術 ドリッピングとデカルコマニー | 【第10回】 | 教材研究と基礎技術 折り紙の模様 | 【第11回】 | 紙版画 (版を作る) | 【第12回】 | 紙版画 (刷る) | 【第13回】 | 紙版画 (裏彩色) | 【第14回】 | 水彩絵の具--点描 『あたたかなニットの帽子』 | 【第15回】 | 独楽づくり(デザインと機能性) 作品返却 |
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