【第1回】 |
オリエンテーション ①授業計画と研究方法・資料収集方法等を学ぶ ②医学や生活の変化などから肢体不自由児の実態が変化した。これにより肢体不自由教育の教育内容も多様化し、特別支援学校(肢体不自由)や特別支援学級における教育課程も変化してきたことを学ぶ。 |
【第2回】 |
肢体不自由教育の歴史と現状(講義・協議) 肢体不自由児の実態の変化と教育対応の歴史の変化を把握し、現状を概括する。 |
【第3回】 |
肢体不自由教育の現状①(講義・協議) 肢体不自由児の就学指導や重複障害児の就学指導について、就学指導基準などから現状を学ぶ。 |
【第4回】 |
肢体不自由教育の現状②(講義・協議) 特別支援学校(肢体不自由)における小・中学校の教育課程に準ずる教育内容による教育課程編成の実際を学ぶ。特に、児童生徒一人一人に応じた指導内容の精選や、指導法の工夫について知る。 |
【第5回】 |
肢体不自由教育の現状③(見学) 特別支援学校の授業見学を通して、学習指導要領に示された特例を活用し、特別支援学校(肢体不自由)における重複障害児の教育課程編成の実際を把握し理解する。 |
【第6回】 |
肢体不自由教育の現状④(演習) 特別支援学校の見学の結果から、肢体不自由児に対する自立活動の指導の指導内容や、学習指導要領に示された特例を活用し、自立活動に替えた指導内容から、教育課程の特色を発表・協議し理解を深める。 |
【第7回】 |
肢体不自由教育の現状⑤(講義) 肢体不自由児や他の障害を併せる重複障害児の実態把握や指導方法について、医師や言語指導に関する専門家との連携が不可欠であることから、現状を学ぶ。 |
【第8回】 |
肢体不自由児の指導①(講義・演習) ・肢体不自由児や重複障害児の各教科の指導にあたって、内容の一部を欠いたり、替えたりする必要があることから、指導の実際を学ぶ。 ・教科グループ別に、小中学校の各教科の指導内容を分析し、指導内容の一部を欠いたり替えたりする必要がある部分について検討する。 |
【第9回】 |
肢体不自由児の指導②(演習) ・肢体不自由児や重複障害児の各教科の指導にあたって、内容の一部を欠いたり、替えたりする必要があることから、指導の実際を学ぶ。 ・教科グループ別に、小中学校の各教科の指導内容を分析し、指導内容の一部を欠いたり替えたりする必要がある部分について検討した結果を発表・協議を通して、指導の工夫について理解を深める。 |
【第10回】 |
肢体不自由児の指導③(講義・演習) 肢体不自由児や重複障害児の特別活動の指導にあたっては、児童生徒の障害の実態に即した様々な配慮が必要があることから、指導の実際を学ぶ。 |
【第11回】 |
肢体不自由児と重複障害児の指導①(見学) 特別支援学校を見学し、肢体不自由児や重複障害児の学校生活において、医療的ケアの必要な児童生徒の指導について、指導内容や必要な配慮等を学ぶ。 |
【第12回】 |
肢体不自由児と重複障害児の指導②(講義・演習) 肢体不自由児や重複障害児の学校生活において、医療的ケアの必要な児童生徒の指導について、医療的ケアの実際の見学結果から、健康な生活の維持管理の必要性について理解を深める。 |
【第13回】 |
訪問教育(講義・協議) 学校に通学することが困難な児童生徒に対する訪問教育の現状と、児童生徒の実態把握、指導計画・指導の実際について学ぶ。 |
【第14回】 |
肢体不自由児・重複障害児の進路指導(講義・協議) 特別支援学校(肢体不自由)における進路指導計画や指導内容、卒業後の進路動向を押さえ、望ましい進路指導を検討する。 |
【第15回】 |
まとめ ・肢体不自由教育の現状や課題等から、特例を活用した教育課程編成や指導計画の作成と指導の実際をまとめる。 ・A類学生は、指導計画の作成と指導上の配慮などを具体的に理解する。 ・B類学生は、指導計画の作成と指導上の配慮、評価などを具体的に理解し、改善に役立つようにする。 |