Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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観察実習 福島 健介
選択  2単位
【初等教育】 17-1-1333-1915-01

1. 授業の概要(ねらい)

 1年ライフデザイン演習での学校訪問の経験やボランティア活動の経験を活かし、さらに深く学校・授業・児童を理解するための、授業観察とその振り返りを学びの中心とした授業です。
 15回の授業のうち、6回分を帝京大学小学校訪問、そこでの授業観察に充てます。したがって、9月(大学の夏季休業期間中)に集中講義形式で開講をします。
 ・テーマを持って授業・児童を見る、その視点の形成の仕方
 ・観察を通して得た知見を振り返り、理論化する方策
 など、いわば「実践と理論の往還」の方法の基本を学ぶ授業です。3、4年生で教育実習に行く際にも必ず役に立つ内容だと考えます。

2.
授業の到達目標

 1.授業を中心とした学校現場の実地観察を行い、授業観、児童観を主とした知見を得ることができる
 2.観察した知見を振り返り、検証する作業を通して、「授業で行われていること」を理論としてまとめる方策が分かる

3.
成績評価の方法および基準

 1.授業観察とその振り返り、まとめの発表とレポート
 2.グループディスカッションの様子とそこでの参加態度
 などを中心に評価を行います。
 なお、集中講義・観察実習中心の授業ですので、観察実習に欠席した学生の評価はしません。

4.
教科書・参考書

 授業の中で指定をします

5.
準備学修の内容

 集中講義形式で実施するため、「その日の観察はその日のうちにまとめ、考察する」という学習方法が求められます。むろん、授業観察後に「振り返り」の時間は取りますが、グループディスカッションを含め、90分で終わらせることは難しい内容です。
 従って、授業終了後には共同作業も含め、積極的な時間外作業が必要となります。

6.
その他履修上の注意事項

 学校訪問の関係で、授業参加人数の上限は40名です。履修希望者が多数の場合は2年生を優先として抽選をします。抽選は第一回目のガイダンスで行いますので、初回(4月)欠席者は履修できません。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 初回 4月 ガイダンス~本授業の目的と概要、授業の進め方と日程、履修登録の方法など
【第2回】
 ・授業観察に当たっての事前指導、校長講話、グループ討論など 大学2コマ分(2、3回)
【第3回】
        〃
【第4回】
 ・授業観察(9:00~12:15)大学2コマ分
 ・当日のまとめとリフレクション、翌日観察の準備 大学1コマ分 (4、5、6回)
 *第2日目~第4日目は、午前中小学校訪問(小学校4時間の授業観察)、午後はまとめで3コマ分の授業となる
 *途中昼食休憩を入れる
 *3限は大学教員による授業
【第5回】
        〃
【第6回】
        〃
【第7回】
 ・授業観察(9:00~12:15)大学2コマ分
 ・当日のまとめとリフレクション、翌日観察の準備 大学1コマ分 (7、8、9回)
 *第2日目~第4日目は、午前中小学校訪問(小学校4時間の授業観察)、午後はまとめで3コマ分の授業となる
 *途中昼食休憩を入れる 
 *3限は大学教員による授業
【第8回】
        〃
【第9回】
        〃
【第10回】
 ・授業観察(9:00~12:15)大学2コマ分
 ・当日のまとめとリフレクション、翌日観察の準備 大学1コマ分 (10、11、12回)
 *第2日目~第4日目は、午前中小学校訪問(小学校4時間の授業観察)、午後はまとめで3コマ分の授業となる
 *途中昼食休憩を入れる 
 *3限は大学教員による授業
【第11回】
        〃
【第12回】
        〃
【第13回】
 ・午前2コマ グループによる発表と最終指導
 ・午後1コマ 全体の振り返りとまとめ (13、14、15回)
【第14回】
        〃
【第15回】
        〃