1. |
授業の概要(ねらい) |
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本科目では、小学校生活科および総合的な学習の時間を指導するために必要な知識、技能の専門性を高めるために以下の内容を扱います。 ・生活科および総合的な学習の時間の成立の背景を確認し、そこから生活科および総合学習の特質を整理する。 ・学習活動のつくり方、授業のあり方、実践事例を学ぶ。 ・国際理解、情報、環境、福祉・健康などの横断的・総合的な課題、地域の人々の暮らし、伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題などから教材作成の単元・テーマを定めて教材開発を行う。 特に総合的な学習の時間では、教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習、探究的な活動を行うことから、教科の枠にとらわれない授業づくりについて、演習的に学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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本科目を通して以下の目標に到達することをめざします。 ・生活科および総合的な学習の時間を指導するために必要な知識を整理し、技能の習得をする。 ・生活科・総合的な学習の時間の成立の背景を確認し、そこから教科・時間の特質を述べることができる。 ・実践事例を学び、学習活動のつくり方、授業のあり方について考察することができる。 ・独自の教材を作成することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点10%、教材研究・模擬授業50%、試験40%
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4. |
教科書・参考書 |
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『小学校学習指導要領解説 生活科編・総合的な学習の時間編』
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5. |
準備学修の内容 |
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授業時間外での取り組みが必要となります。主体的に取り組み学習の成果を高めましょう。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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履修者数によっては展開予定を変更することがあります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション 教科書から離れた学び | 【第2回】 | 生活科・総合的な学習の時間の特質の整理 | 【第3回】 | 教材研究の方法 | 【第4回】 | 先行実践を探す | 【第5回】 | 教材研究とその報告1 | 【第6回】 | 教材研究とその報告2 | 【第7回】 | 教材研究とその報告3 | 【第8回】 | 授業を構想する―展開計画を作成する― | 【第9回】 | 授業を構想する2―授業を構想する― | 【第10回】 | 模擬授業と討議1<国際理解、情報、環境、福祉・健康などの横断的・総合的な課題> | 【第11回】 | 模擬授業と討議2<地域の人々の暮らし> | 【第12回】 | 模擬授業と討議3<伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題> | 【第13回】 | 模擬授業と討議4<その他> | 【第14回】 | 課題の整理 | 【第15回】 | ふりかえり― |
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