Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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教育学演習 I 大和田 明見
必修  2単位
【教育文化】 17-1-1333-3294-01

1. 授業の概要(ねらい)

 社会福祉施設や児童福祉施設等で生活する子どもや利用者への理解を深め、福祉現場での支援の実際をテーマに取り組む演習を行う。社会福祉や児童福祉、社会福祉援助技術(相談援助)に関連するあらゆる文献や論文を取り上げ、グループ討議を通して理解を深めて行く。また、施設での事例や現場職員とのケース検討、実際の福祉施設へのフィールドワークや見学等を積極的に取り入れ、社会福祉現場実践から学びを深め、支援者、保育者、教育者としての視点を養っていく。

2.
授業の到達目標

 社会福祉・児童福祉の現状を理解し、現代社会の抱える福祉課題について理解を深める。
 社会福祉施設・児童福祉施設での支援の方法について理解を深め、支援者としての視点を深める。
 さまざまな福祉施設を知り、フィールドワークを通して、支援の実際について学ぶ。
 文献・論文等の資料収集を行い、整理し、プレゼンテーションを行うことが出来る。
 グループワークに参加し、討議に参加することが出来る。

3.
成績評価の方法および基準

 授業およびグループワークへの参加(50%)、資料の作成・発表(50%)を総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 授業内で紹介し、指示をします。

5.
準備学修の内容

 自分自身が興味・関心をもつ社会福祉施設や児童福祉施設へ、積極的に見学・ボランティアを行うと良いでしょう。

6.
その他履修上の注意事項

 日常生活の中でも、社会福祉に関わるニュースや文献に興味・関心をもってほしいと思っています。ひとりひとりが積極的に取り組み、一緒につくり上げる気持ちで参加してください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 授業の進め方について
【第2回】
 社会福祉施設について
【第3回】
 施設で生活する子どもと利用者について
【第4回】
 フィールドワークについて
 計画書の作成
【第5回】
 グループワーク①
 グループテーマの検討
【第6回】
 グループワーク②
 施設についての学び
【第7回】
 グループワーク③
 発表のための学び
【第8回】
 グループ発表・討議①
【第9回】
 グループ発表・討議②
【第10回】
 グループ発表・討議③
【第11回】
 グループ発表・討議④
【第12回】
 外部講師による講義
 「社会福祉施設・児童福祉施設で生活する子どもや利用者の実際について」
【第13回】
 ケース検討会
【第14回】
 ケース検討グループ発表
【第15回】
 前期のまとめ
 後期の授業準備について、フィールドワークについて