1. |
授業の概要(ねらい) |
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小児期の栄養と食生活は、生涯にわたる健康と生活の基礎となる。本授業では、発達過程にある小児期の食生活の特徴、日本人の食生活の現状、母体となる女性の食生活と課題、小児期の子ども対象の食育実践などについて講義し、演習を通じて保育者としての知識の定着を図る。
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2. |
授業の到達目標 |
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①保育者として、小児期における食生活の重要性を理解し、根拠を挙げて説明することができる。 ②発達段階に合わせた適切な食事指導ができる基礎知識を修得し、簡単な間食作りを計画・実践できる。 ③小児期の子どもを対象とした食育指導案を作成し、模擬授業を行うことができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・毎時間の授業ポートフォリオ40%、小レポート20%、模擬授業10% 試験30%により総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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『子どもの食生活-栄養・食育・保育-』上田玲子 編著 ななみ書房 資料プリントを適宜配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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指定した教科書の次回の授業範囲を読み、専門用語や図について不明や点が無いようにしておくこと 乳幼児と食に関する雑誌や新聞の記事をスクラップしておくこと
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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保育者としての知識のみならず、自らの食生活にも役立てて実践することを望みます。 調べて小レポートにまとめ、プレゼンテーションする学習を中心に行います。意欲的な準備を期待します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の進め方、生涯の礎となる子どもの健康と食生活 | 【第2回】 | 小児の発育・発達と栄養 | 【第3回】 | 栄養に関する基礎知識Ⅰ(栄養素の体内での働き) | 【第4回】 | 栄養に関する基礎知識Ⅱ(栄養素が不足した場合の身体への影響) | 【第5回】 | 妊娠期における栄養と食生活 | 【第6回】 | 乳児期における栄養と食生活 | 【第7回】 | 離乳食について・離乳食の与え方 | 【第8回】 | 幼児期の栄養と食生活・間食の意義 | 【第9回】 | 間食の調理 | 【第10回】 | 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 | 【第11回】 | 子どもをめぐる食生活の問題 | 【第12回】 | 食に関する教育・食育Ⅰ(乳児期) | 【第13回】 | 食に関する教育・食育Ⅱ(幼児期前~中期) | 【第14回】 | 食に関する教育・食育Ⅲ(幼児期後期) | 【第15回】 | 学習のまとめとテスト |
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