Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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教育方法の理論と実践 利根川 彰博
選択  2単位
【こども教育】 17-1-1333-3863-01

1. 授業の概要(ねらい)

 幼児期・児童期は、生きていくために必要な基礎となる力を身につけていく重要な時期である。教師には、幼児・児童にとってよりふさわしい教育環境を整え、よりふさわしい教育方法を実践する力が求められている。
 本授業では、教師が幼児・児童と共につくる生活・授業の中で必要とされる基礎知識を学び、実践の記録・映像から事例分析、指導案の作成を通して教育方法の理解を深める。

2.
授業の到達目標

 ①教育方法及び技術についての理解を深め、理論と実践のつながりについて学ぶ。
 ②幼児・児童の発達や社会情勢を鑑み、今後必要とされる教育の実践方法について、理解・考察を深めることを目的とする。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(授業への取り組み・態度・授業終了時作成のコメントペーパー)、課題レポートなどの提出、試験を総合して評価する。

4.
教科書・参考書

 『幼稚園教育要領解説』文部科学省
 その他の資料は、授業内で随時配布・紹介する。

5.
準備学修の内容

 授業内で指定された参考文献、プリントを読み、講義を受けること。
 公共の図書館等を利用し、授業内容に関連した書籍や情報を進んで調べること。

6.
その他履修上の注意事項

 意欲的に授業や課題に取り組むこと。
 授業終わりにコメントペーパーを作成するので、自分の意見を明確に記述すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 教育方法とは
【第2回】
 教育方法の歴史
 教育方法の史的展開
【第3回】
 教育方法の基本
 発達のとらえ方
【第4回】
 幼児期の遊び・児童期の学習
 遊び・生活を通した学びとは
【第5回】
 幼児期・児童期の育ちと援助・支援方法
 育ちと関係の広がり・個と集団
【第6回】
 幼児期・児童期の教育
 学習目標と評価
【第7回】
 幼児教育とは何か(1)
 授業の概念と形態
【第8回】
 幼児教育とは何か(2)
 教材と教材研究
【第9回】
 教育方法の実践
 教育課程と教育方法
【第10回】
 教師集団の育ち
 カンファレンス・研修の必要性
【第11回】
 連携という方法
 保護者・地域・保幼小・教師間の連携について
【第12回】
 情報化時代への対応(1)
 情報メディアの活用と対応
【第13回】
 情報化時代への対応(2)
 情報教育の課題と対応
【第14回】
 環境と学習
 環境を通して行う学び
【第15回】
 まとめ