Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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国語科概論 利根川 彰博
選択  2単位
【こども教育】 17-1-1333-3863-04

1. 授業の概要(ねらい)

 教科としての「国語科」について歴史的に概観し、現在のあり方について考えていく。また、乳幼児期から言葉の発達について学び、言葉の獲得と言語能力を高めるための援助・指導などを含めて理解を深めていく。

2.
授業の到達目標

 ・教科としての「国語科」の全体像を把握する。
 ・領域としての保育内容「言葉」と、教科としての「国語」の違いと関連を理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(授業への取り組み・態度)、課題、レポート等の提出を総合し評価する。

4.
教科書・参考書

 『小学校学習指導要領解説 国語編』文部科学省

5.
準備学修の内容

 授業内で指定された参考文献・プリントを読み、自分なりに理解した上で講義を受けること。
 講義内容に関する疑問点は、主体的に調べること。

6.
その他履修上の注意事項

 主体的に学ぶ意欲をもって授業・課題に取り組むこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 国語科概論について
【第2回】
 国語科の歴史
 明治期から現在まで
【第3回】
 乳幼児期の発達と言葉
 言葉の育つ道すじ
【第4回】
 幼児期の発達と言葉
 幼稚園教育要領における領域「言葉」
【第5回】
 児童期の発達
 児童期の発達特徴と言葉
【第6回】
 国語科教育の目的
 小学校学習指導要領と国語科教育
【第7回】
 国語科の内容①
 話すこと・聞くこと
【第8回】
 国語科の内容②
 書くこと
【第9回】
 国語科の内容③
 読むこと
【第10回】
 国語科の内容④
 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
【第11回】
 国語科教育と問題解決学習
 調べ学習と発表
【第12回】
 国語科教育と教材
 「話すこと・聞くこと」の指導と教材研究
【第13回】
 国語科教育と教材
 「書くこと」「読むこと」の指導と教材研究
【第14回】
 国語科の評価
 指導と評価
【第15回】
 まとめ