Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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教育学演習 I 坂本 喜代子
必修  2単位
【教育文化】 17-1-1333-4426-02

1. 授業の概要(ねらい)

 本演習は教育方法学の演習である。受講者と授業研究(教育内容・教育方法・授業分析)に取り組む。今期の教育学演習Ⅰでは、小学校国語科を主な事例とし、授業研究の基本的な方法を模擬授業も交えながら主として文献から学び、これに続く教育学演習Ⅱでは、グループワークによる単元開発や授業分析を中心とした授業研究を行う。

2.
授業の到達目標

 ・授業研究の基本的な方法を理解することができる。
 ・特定主題に基づき、授業設計・指導案作成・授業実践・授業分析を行うことができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・平常点:90% 授業内で行う学習活動への参加、指定課題の提出、ミニレポート等。本授業は演習科目であり、グループワークを行うので、全回出席することは基本である。
 ・試 験:10%

4.
教科書・参考書

 テキスト
  文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』東洋館
  三森ゆりか『大学生・社会人のための言語技術トレーニング』大修館書店(2013)

5.
準備学修の内容

 ・テキストを授業で逐次読む事はしないので該当すると思われる箇所を読んだ上で参加のこと。

6.
その他履修上の注意事項

 ・授業では、様々な言語活動や作品づくりを行う。主体的に参加し、提出物は確実に作成・提出してほしい。提出物の締め切りは厳守のこと。
 ・第1回の授業は授業の概要を説明し、単位習得のための条件等を説明する。必ず出席のこと。1回目の授業と最終回の授業は、授業構成上大きな意味を持つ。初回・最終回の欠席をしないように。この2回に欠席した場合は単位を認定しないことがあるので注意してほしい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業とは何か
【第2回】
 授業分析論1「授業記録の作成と分析の方法」(2・3・4は後期)
【第3回】
 教材論1「単元学習1:教科書教材から考える」
【第4回】
 教材論2「単元学習2:自作教材を考える」
【第5回】
 教授・学習活動論1「指示・発問・板書」
【第6回】
 教授・学習活動論2「机間指導・ノート指導」
【第7回】
 教授・学習活動論3「言語活動」
【第8回】
 指導案の作成とその検討1「本時案」
【第9回】
 指導案の作成とその検討2「指導案作成」
【第10回】
 模擬授業実践とその分析1(Aグループによる模擬授業)
【第11回】
 模擬授業実践とその分析2(Bグループによる模擬授業)
【第12回】
 模擬授業実践とその分析3(Cグループによる模擬授業)
【第13回】
 模擬授業実践とその分析4(Dグループによる模擬授業)
【第14回】
 模擬授業実践とその分析5(Eグループによる模擬授業)
【第15回】
 よい授業とは何か考える