Web Syllabus(講義概要)

　英語教育の専門書（原書）を読み基本的理論や問題を学習し、英語の指導法に関する基本的な理論や指導技術を習得します。特に「中学校２年生から３年生の英語教育」に焦点をあて学習します。英語教育指導の専門家となるために専門書を読む一方で、学習指導案の作成と模擬授業及びディスカッションを通して、英語教師になるための基礎を習得します。

　English Teaching I で学んだことを基礎として、英語教育の基本的理論や問題を学習し、指導技術を一層深めることを目標とします。具体的には中学校の英語教育に焦点をあて、さらに有効な英語の指導できるようになることを目標とします。特にしっかりした学習指導案を作成し、模擬授業を通して授業力の向上を目指すことは、ひとつの大きな目標です。また指導者として十分な英語力を伸長することも目標とします。

　①平常点（出席率及び授業参加、学習指導案、模擬授業及び課題等）30％　②定期試験 70％、等で総合的に評価します。
　（注意）特に指導者の英語力を問う試験と、出席率は評価に大きな影響があります。また出席、学習指導案、模擬授業、試験及び提出物等、上記の各項目の中に１つでも極度に悪い状況がある場合、それだけで履修が認められらないことがあります。詳細は授業でお知らせいたします。

　テキスト：JACET（大学英語教育学会）教育問題研究会
　　　　　 『新しい時代の　英語科教育の基礎と実践　成長する英語教師を目指して』三修社
　参考図書：①Paul Lindsay『Teaching English Worldwide』 Alta Book Center Publishers
　　　　　　②David Nunan, editor 『Practical English Language Teaching』McGrawHill
　　　　　　③村野井仁、渡部良典、尾関直子、富田祐一『統合的英語科教育法』成美堂

　レポート、発表、ディスカッションのために十分な準備をしてください。
　特に模擬授業などもあるので指導案等の準備は確実に行なってください。
　また英語の指導者としての語学力がつくように勉強し努力してください。

　本講座の履修希望者には、最低以下のような英語力がある者を希望します。例えば英検の２級またはTOEICで570点以上相当の英語力です。また将来英語教師になるためには、「英語で授業を行うことが求められる」など非常に高い英語力が要求されます。そのため自己の英語力向上のために勉強してください。英語教育の原書も読みますので、英語力をしっかり身につけてください。授業のシラバスや課題レポートは必要に応じて調整されますが、詳細は授業でお伝えします。またテキストは、「English Teaching I」で使用したものを参考にし、引き続き使用します。なお授業のシラバスや課題レポートは必要に応じて調整されます。（注意）①今後、本講座に続く「English Teaching Ⅲ」の終了年度、春期の最後までに、英検２級取得かまたそれに相当するTOEIC等の資格点数を取得できない場合は、原則としてEnglish Teaching Ⅳの受講はできません。これはEnglish Teaching Ⅳの受講は、英検２級相当以上の資格取得者限定とすることを意味します。②Englhsh Teaching Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳは順番に履修し、原則として複数科目の同時履修はできません。