Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
教職実践演習(中・高) 田嶋 英治
教職  2単位
【教職】 17-1-1334-3240-07

1. 授業の概要(ねらい)

 本科目は、4年間、教職課程で学んできた教科に関する科目及び教職に関する科目の知見を総合的に結集するとともに、教育実習等で得た学校現場の視点を取り入れながら、その内容を整理統合する授業となります。具体的には
  ・履修カルテ、実習日誌などを活用した、教員としての自己の資質能力、課題の把握
  ・模擬授業の実施を通じて、教員としての表現力や授業力、生徒の反応を活かした授業づくり、皆で協力して取り組む姿勢を育む指導法等の再確認
  ・教育実習を通して各自が考えた教育問題について、英語でプレゼンテーションする。例えば、いじめや不登校、特別支援教育等、今日的な教育課題を取り上げ発表し、それをもとに討論する

2.
授業の到達目標

 ①4年間の教職課程の集大成として、身に付けた資質能力が、教員として最小限必要な資質能力として有機的に統合され、形成されたかについて確認できること
 ②履修を通じて、将来、教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ること

3.
成績評価の方法および基準

 演習形式の授業ですので、演習への参加の様子やそのまとめとしての提出物、グループディスカッションでの発言の状況、などを総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 特になし。必要に応じて授業内で教員が指示をします。

5.
準備学修の内容

 ①教育実習終了後の履修となりますので、適宜、実習日誌の記載事項や指導教諭からメッセージの読み直しを行うこと
 ②履修カルテへの記載などを通して教職に就くための自己の資質能力について把握をしておくこと
 ③必要に応じて過去に履修した教科に関する科目・教職に関する科目のノートやレジュメなどを読み返すこと

6.
その他履修上の注意事項

 教職実践演習は、教職課程の総まとめの授業であり、教職に就くことを希望する学生が受講する科目です。従って、単に履修するだけではなく、自己の資質能力を正しく判断し、必要に応じてそれを伸ばしていこうとする積極的な学習態度を求めます。
 授業は校種・免許種別のクラス編成となります。従って、自由に履修登録をすることはできません。クラス指定と履修登録の方法などは、後期開始までに個別に連絡をしますので、その指示に従って履修登録をして下さい。なお授業のシラバスや課題レポートは必要に応じて調整されます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 共通ガイダンス―目的理解、教職の意義・教師の使命について―
【第2回】
 教育実習のふり返り
 ①カルテ・実習日誌を用いた自己分析・意見交換。
 ②教育実習時の指導教員のコメントをもとに課題を整理し発表する。
 ③教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第3回】
 教育実習のふり返り
 ①カルテ・実習日誌を用いた自己分析・意見交換。
 ②教育実習時の指導教員のコメントをもとに課題を整理し発表する。
 ③教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第4回】
 教育実習のふり返り
 ①カルテ・実習日誌を用いた自己分析・意見交換。
 ②教育実習時の指導教員のコメントをもとに課題を整理し発表する。
 ③教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第5回】
 教育実習のふり返り(模擬授業)
 教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第6回】
 教育実習の経験をもとに、学校教育の問題や現代の教育課題について英語でプレゼンテーションする。学校教育や社会全般における教育の諸問題及び教職の意義や教師の使命を再焦点化する。
 ①教育問題を取り上げ、英語でプレゼンテーションする。
 (例)・教科指導、生徒指導、学級経営等の課題等
    ・不登校、発達障害、いじめ、体罰、教育政策等の問題
【第7回】
 教育実習のふり返り(模擬授業)
 教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第8回】
 教育実習の経験をもとに、学校教育の問題や現代の教育課題について英語でプレゼンテーションする。学校教育や社会全般における教育の諸問題及び教職の意義や教師の使命を再焦点化する。
 ①教育問題を取り上げ、英語でプレゼンテーションする。
 (例)・教科指導、生徒指導、学級経営等の課題等
    ・不登校、発達障害、いじめ、体罰、教育政策等の問題
【第9回】
 教育実習のふり返り(模擬授業)
 教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第10回】
 教育実習の経験をもとに、学校教育の問題や現代の教育課題について英語でプレゼンテーションする。学校教育や社会全般における教育の諸問題及び教職の意義や教師の使命を再焦点化する。
 ①教育問題を取り上げ、英語でプレゼンテーションする。
 (例)・教科指導、生徒指導、学級経営等の課題等
    ・不登校、発達障害、いじめ、体罰、教育政策等の問題
【第11回】
 教育実習のふり返り(模擬授業)
 教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第12回】
 教育実習の経験をもとに、学校教育の問題や現代の教育課題について英語でプレゼンテーションする。学校教育や社会全般における教育の諸問題及び教職の意義や教師の使命を再焦点化する。
 ①教育問題を取り上げ、英語でプレゼンテーションする。
 (例)・教科指導、生徒指導、学級経営等の課題等
    ・不登校、発達障害、いじめ、体罰、教育政策等の問題
【第13回】
 教育実習のふり返り(模擬授業)
 教育実習の経験をもとに模擬授業し教科専門性と授業力の向上について再考する。
 ・教科内容の学問的・科学的理解を深める
 ・学習指導案の検討・授業構成・指導方法
 ・教材開発と模擬授業・相互批評
【第14回】
 教育実習の経験をもとに、学校教育の問題や現代の教育課題について英語でプレゼンテーションする。学校教育や社会全般における教育の諸問題及び教職の意義や教師の使命を再焦点化する。
 ①教育問題を取り上げ、英語でプレゼンテーションする。
 (例)・教科指導、生徒指導、学級経営等の課題等
    ・不登校、発達障害、いじめ、体罰、教育政策等の問題
【第15回】
 特別支援教育の課題及びまとめ