1. |
授業の概要(ねらい) |
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多摩の里山の一角を占める本学のキャンバスは、周辺の遺跡により、石器時代から人々の暮らしが営々と重ねられてきたということが明らかになっています。その里山について、樹木や生態系、環境思想学習、フィールドでの主体的な観察や作業を通して理解することを目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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里山の現状について把握する。 現在の里山の改善点と市民としての役割を理解する。 自然との共生や、持続可能な社会の構築へ向けての自分の考えを持ち、自分のライフスタイルの改善につなげる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業態度。 授業での毎回のミニレポート。 3~4回の課題に対するレポート。 確認テスト。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献:『里山資本主義』藻谷浩介・NHK広島取材班 著/角川oneテーマ21 『里山の環境学』武内和彦(編集)、恒川篤史(編集)、鷲谷いづみ(編集)東京大学出版会
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5. |
準備学修の内容 |
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参考文献の通読
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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日頃から五感を使って自然や四季の変化を自覚的に体感することを習慣づけるようにしてください。特にフィールドでの授業を重視しますので、時間を厳守してください。キャンパス内を歩き回り、キャンパス近郊の里山を訪問する場合もあります。全講義の三分の一以上は、教室から外に出てのフィールドワークとなる予定です。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 環境とは 主体的環境論 人間・自然中心主義 | 【第3回】 | キャンパスフィールドワーク① 樹木とウォーキング | 【第4回】 | キャンパスフィールドワーク② 樹木の種類と生活のつながり | 【第5回】 | キャンパスフィールドワーク③ 緑の効用 | 【第6回】 | 自然環境の理解① | 【第7回】 | 自然環境の理解② | 【第8回】 | 里山フィールドワーク① 現状把握 | 【第9回】 | 里山フィールドワーク② 改善点と市民の役割1 | 【第10回】 | 里山フィールドワーク③ 改善点と市民の役割2 | 【第11回】 | 自然思想① 保存と保全 | 【第12回】 | 自然思想② 外来種問題 | 【第13回】 | キャンパス里山計画1 | 【第14回】 | キャンパス里山計画2 | 【第15回】 | 里山の課題 まとめ |
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