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授業の概要(ねらい) |
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教育学演習Ⅰでは、方法論の習得と基礎文献の購読を通じて、研究の初歩について学んだ。教育学演習Ⅱでは、実際に自分で問いを立て、分析を進めて行くことを目的とする。研究で最も肝心な部分は問いの設定である。実際に問い(リサーチクエスチョン)を作成し、それを明らかにするために自分で何を調べたら良いのかをディスカッション等を通じて理解していく。また、これらの作業を通じて、自身の関心を文章化して他者に伝えること、他者の発表を聞いてコメントをする力を養う。
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2. |
授業の到達目標 |
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・何かしらの自分なりの「問い」を見つけることができる。 ・仮説の検証方法としての比較、統計、事例研究を理解し、そのいずれかを使って分析をすることができるようになる。 ・分析結果をまとめて発表、レポートにする技術を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点:50%(出席・発表レジュメ・議論への参加状況) ・レポート:50%
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4. |
教科書・参考書 |
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伊藤修一郎(2011)『政策リサーチ入門』東京大学出版会
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5. |
準備学修の内容 |
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・文献収集、データ収集やそれらの分析等授業時間外での作業は多い。
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その他履修上の注意事項 |
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・毎回の出席が非常に重要となるので、最初から最後まで通して参加できる学生に限る。 ・演習の実践編は分析結果を発表する場であって、文献の精読やデータ分析を行う場所ではないことに留意すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | リサーチ・クエスチョン・仮説の設定① | 【第3回】 | リサーチ・クエスチョン・仮説の設定② | 【第4回】 | リサーチ・クエスチョン・仮説の設定③ | 【第5回】 | 資料・データ・事例収集① | 【第6回】 | 資料・データ・事例収集② | 【第7回】 | 資料・データ・事例収集③ | 【第8回】 | 仮説検証① | 【第9回】 | 仮説検証② | 【第10回】 | 仮説検証③ | 【第11回】 | 発表① | 【第12回】 | 発表② | 【第13回】 | 発表③ | 【第14回】 | 発表④ | 【第15回】 | 発表⑤、まとめ |
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