1. |
授業の概要(ねらい) |
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教育をめぐる様々なテーマについて、「なぜこれが良いのか/問題なのか」を制度的な観点から検討する。現在新聞や中教審等で取り上げられるような教育問題に関係するテーマを取り上げ、それぞれについての内容を掘り下げて検討する。教育をめぐるテーマについて、どのような制度が関係しているのかを明らかにした上で、そのテーマについて問題点や制度改革についての考察を行う。これらの作業からテーマに対する自分なりの分析視覚を持つことを目的とする。
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2. |
授業の到達目標 |
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・教育をめぐる法律および制度の概要について理解をし、口頭・文章にて説明ができる。 ・教育の課題を制度的観点から説明できる。 ・教育の課題について自分の意見を持ち、口頭・文章で説明することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点:30% ・中間レポート:20% ・レポート:50%
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4. |
教科書・参考書 |
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・授業は資料を配付する。 ・参考文献は授業時に随時紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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・教育に関するニュース・新聞記事等に特に注目し、収集しておくこと。 ・教育制度や経営に関する関連法については、教育小六法を確認すること。 ・「教育の制度と経営」もしくは「教育経営論」を履修済みであることが望ましい(履修済みで無くても構わない)。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・授業開始時には着席をしていること。 ・授業中にディスカッションを行う際は積極的に議論に参加すること。 ・毎回コメントペーパーを課す。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 待機児童問題 | 【第3回】 | 認定こども園制度の導入と小学校との接続 | 【第4回】 | 小中一貫教育や義務教育学校の導入 | 【第5回】 | 高校と大学の接続(センター試験の廃止など) | 【第6回】 | 大学教育のあるべき姿 | 【第7回】 | 教育委員会の存続・廃止論 | 【第8回】 | 家庭の教育費負担 | 【第9回】 | 教員養成に何が求められるのか | 【第10回】 | 教員給与と教員定数 | 【第11回】 | 教員の業務負担 | 【第12回】 | 児童生徒の学力 | 【第13回】 | 特別なニーズのある児童生徒の包摂と排除 | 【第14回】 | 諸外国と比較した日本の教育 | 【第15回】 | まとめ |
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