1. |
授業の概要(ねらい) |
|
アフリカで誕生した人類がどのような過程で世界各地に広がったかをテーマとする。特に、東アジア、極東地域に焦点を当てる。その際は、化石人骨の形質、遺伝子分析の検討結果、および石器などの文化遺物を取り扱う。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
1.猿人、原人、旧人、新人の進化仮説の現状を理解する。 2.人類の進化と拡散にかかわる身体的適応とともに文化的適応のあり方を理解する。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
最後の授業での試験、および各授業での小テストをもとに成績評価を行う。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
参考書:『ヒトの進化』(岩波書店)、『アフリカで誕生した人類が日本人になるまで』(ソフトバンク新書)、その他の参考図書・論文は授業時に示す。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
生物学・遺伝学の基礎知識が必要なので、事前に指示する事柄を学修することとする。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
文化遺物の典型である石器は、考古学実習室にあるので、考古学実習等の授業でよく観察しておくことを望む。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 導入:春期のテーマ他 | 【第2回】 | 人類進化の概要 | 【第3回】 | 原人の出アフリカ | 【第4回】 | 原人の進化 | 【第5回】 | 新人の出現 | 【第6回】 | 新人の拡散 | 【第7回】 | 猿人の文化:ロメキアン文化は存在するか | 【第8回】 | 原人の文化(1) | 【第9回】 | 原人の文化(2) | 【第10回】 | 旧人の文化(1) | 【第11回】 | 旧人の文化(2) | 【第12回】 | 新人の文化(1) | 【第13回】 | 新人の文化(2) | 【第14回】 | 新人の文化(3) | 【第15回】 | 総括・試験 |
|