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授業の概要(ねらい) |
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本講義は、江戸時代のくずし字で書かれた古文書を読めるようになるための基礎トレーニングを行うことを目的としています。史料について、最初は古文書学Ⅰからの継続で、江戸時代初期のキリシタン関係文書、なかでも島原の乱に関わる古文書を取り上げます。その後は、現在の八王子市域に残される古文書を中心に、土地の売買証文など読み易い古文書から開始して、最終的には八王子千人同心の書状などを取り上げます。さらに、取り上げる史料が当時どのような意図をもって作成されたのか、史料が有する機能や様式、あるいは作成時の歴史的背景などについても、あわせて解説していきます。
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授業の到達目標 |
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江戸時代の古文書で頻出する語句や言い回し、文書の形式に慣れる。 史料に返り点を付けられるようになる。
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成績評価の方法および基準 |
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中間(50%)と期末(50%)のテストにより判断します。
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教科書・参考書 |
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テキスト:根岸茂夫・佐藤孝之・安池尋幸編『新編 古文書解読字典』(柏書房、1993年)
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準備学修の内容 |
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配付プリントの復習
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その他履修上の注意事項 |
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後期のみの履修も可能ですが、できれば通年で履修されることをお勧めします。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の内容・進め方についてのガイダンス | 【第2回】 | キリシタン関係の古文書を読む(毛利家文書) | 【第3回】 | 島原の乱の古文書を読む(島津家文書) | 【第4回】 | 島原の乱の古文書を読む(島津家文書・中川家文書) | 【第5回】 | 奉公人請状を読む | 【第6回】 | 屋敷売買証文を読む | 【第7回】 | 質地証文を読む | 【第8回】 | 中間テストとまとめ | 【第9回】 | 境争論裁許絵図を読む | 【第10回】 | 裁許裏書絵図を読む | 【第11回】 | 起請文を読む | 【第12回】 | 付箋を読む | 【第13回】 | 遊女屋の広告文を読む | 【第14回】 | 八王子千人同心の古文書を読む | 【第15回】 | テストとまとめ |
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