Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本史特殊講義4C- I 山本 英貴
選択必修  2単位
【史】 17-1-1340-3361-13

1. 授業の概要(ねらい)

 幕藩領主の鉱山政策は、外国との貿易・採掘量の減少・幕藩財政の窮乏といった様々な要素が関連し、その時々に応じて変化した。さらに、鉱山においては秩序を守るため、固有の法や集団が形成されていた。本講義では、当時の絵図や史料を活用し、その実情について概説していく。

2.
授業の到達目標

 幕藩領主の鉱山政策および鉱山における鉱夫組織や法についての理解を深める。

3.
成績評価の方法および基準

 中間と期末のテストにより判断します。

4.
教科書・参考書

 参考文献:小葉田淳『日本鉱山史の研究』(岩波書店)、荻慎一郎『近世鉱山社会史の研究』(思文閣出版)

5.
準備学修の内容

 授業テーマに関わる部分を参考文献で確認のうえ、講義に臨んでください。また、授業中に配布するプリントに記される文献を読み、復習してください。

6.
その他履修上の注意事項

 他の受講生の迷惑にもなりますので、開始より30分経過してからの入室は控えてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業の内容・進め方についてのガイダンス
【第2回】
 鉱山町
【第3回】
 幕藩領主の鉱山政策
【第4回】
 鉱山社会における法
【第5回】
 鉱夫組織
【第6回】
 鉱山における生活
【第7回】
 鉱山における争い
【第8回】
 まとめと中間テスト
【第9回】
 石見銀山の開発
【第10回】
 大久保長安の鉱山支配
【第11回】
 佐渡鉱山の開発
【第12回】
 秩父鉱山と平賀源内
【第13回】
 別子銅山の開発
【第14回】
 湯之奥金山と堀内氏有
【第15回】
 まとめと期末テスト