1. |
授業の概要(ねらい) |
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後期は、徳川家光より家綱期に至る幕府政治の変遷、および当該期が研究史的にどのように理解されているのか、講義していきます。さらに、政治史の大枠だけでなく、①江戸の大名屋敷を中心とした武家屋敷の機能、武家屋敷を媒介とした大名・旗本間の交流、②町奉行所による江戸支配のあり方、など個別の問題についても取り上げていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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徳川家光より家綱期に至る幕府政治史の大枠をつかみ、そこから個別の問題へと興味・関心を広げていけるようにする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間と期末のテストにより判断します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:使用しません。 参考文献:杣田善雄『将軍権力の確立』(吉川弘文館、2012年)。この他、授業時に配布するプリントに記しておきます。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業テーマに関わる部分を参考文献で確認のうえ、講義に臨んでください。また、授業中に配布するプリントに記される文献を読み、復習してください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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他の受講生の迷惑にもなりますので、開始より30分経過してからの入室は控えてください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の内容・進め方についてのガイダンス | 【第2回】 | 徳川家光・家綱政権の概要 | 【第3回】 | 江戸幕府の法令‐田畑永代売買の禁令・慶安の御触書など‐ | 【第4回】 | 江戸幕府の鎖国政策 | 【第5回】 | 沿岸警備体制の確立 | 【第6回】 | キリシタン禁制史‐弾圧の展開 | 【第7回】 | キリシタン禁制史‐禁教制度の確立 | 【第8回】 | まとめと中間テスト | 【第9回】 | 武家屋敷‐屋敷の類型と取得方法 | 【第10回】 | 武家屋敷‐相対替と武家間の交流 | 【第11回】 | 町奉行所の組織と職務 | 【第12回】 | 江戸の都市行政 | 【第13回】 | 武家奉公人‐人宿と人宿組合 | 【第14回】 | 武家奉公人‐大名行列と渡り者 | 【第15回】 | まとめと期末テスト |
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