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授業の概要(ねらい) |
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本授業では、中国古代に関する主要文献を講読する。まず第1回~第9回の授業では、『史記』『漢書』にはじまる歴代正史や関連諸文献について紹介する。そのうえで各文献の一節を講読する。それによって中国古代史を学ぶさいに、どのような史料があり、どのような研究が可能かを把握できるようになるであろう。 第10回~第15回の授業では、じっさいにそのような多種多様な文献のなかでも、中国古代中世の人びとの日常生活のようすをうかがわせる『斉民要術』を講読する。なかでも『斉民要術』にみえる中国古代料理のレシピを解読し、料理の復元を試みる。それによって中国古代の世界の一端を「味わい」、同時に漢文の読み方を学ぶ。
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授業の到達目標 |
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・中国古代に関する基本史料の存在とその大まかな内容を理解する。 ・今後中国古代史に関してレポートや卒業論文を執筆する場合、関連史料を独力で探しだせる能力を身につける。
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成績評価の方法および基準 |
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・平常点(毎回の授業にどれほど熱心に取り組んでいるか、積極的に発言をしているかをみる) ・プレゼンテーション(1人前期1回、後期1回を予定)
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教科書・参考書 |
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【参考文献】 田中静一・小島麗逸・太田泰弘編訳『斉民要術 現存する最古の料理書』(雄山閣、平成9年) 西山武一・熊代幸雄訳『斉民要術』(アジア経済出版会、1969年)
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準備学修の内容 |
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事前に授業で扱うことになる文献の日本語訳をメリックで読んでみる。一頁でも二頁でもよい。
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その他履修上の注意事項 |
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まじめな学生を歓迎する。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 中国古代史の研究方法 | 【第3回】 | 甲骨文・金文 | 【第4回】 | 戦国時代の調べ方 | 【第5回】 | 『史記』について | 【第6回】 | 『漢書』について | 【第7回】 | 『後漢書』について | 【第8回】 | 『三国志』について | 【第9回】 | 魏晋南北朝時代に関する正史について | 【第10回】 | 『斉民要術』講読 | 【第11回】 | 『斉民要術』講読 | 【第12回】 | 『斉民要術』講読 | 【第13回】 | 『斉民要術』講読 | 【第14回】 | 『斉民要術』講読 | 【第15回】 | まとめ |
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