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授業の概要(ねらい) |
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木簡・墨書土器・漆紙文書などの出土文字資料を活用した古代政治社会史です。これまでの文献史料に基づく研究成果を踏まえたうえで、出土文字資料を、その資料としての特徴に注意しながら検討することによって、新たにどのようなことが明らかになったのか。具体的に出土文字資料の分析を解説しながら授業します。秋期は、古代の税制、交通制度、農業経営など、個別のテーマに沿って論じます。
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2. |
授業の到達目標 |
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①古代の政治や地域社会の諸相の実態について理解する。 ②授業の中で特に興味をもったテーマについて、参考文献を読むなどして理解を深め、自分なりの考えを持ちレポートにまとめる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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各回の授業内容についての感想と質問(30%)と秋期授業終了時に提出する4,000字程度のレポート(70%)で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:使用しません。毎回授業レジュメを配布します。 参考文献:木簡学会編『木簡から古代がみえる』(岩波新書2010年)、平川南『古代地方木簡の研究』(吉川弘文館2003年)など
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5. |
準備学修の内容 |
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関心をもって積極的に授業に臨み、復習をしっかり行ってください。また、特に興味をもったテーマに関わる参考文献を読み、自分なりの考えをもてるように学習してください。
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その他履修上の注意事項 |
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当然のことですが私語厳禁。ひどい場合は退室させます。毎回、授業内容についての感想・質問を提出してもらいます。なお、7の授業計画は、進行状況により変更することがあります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の内容、進め方などについてのガイダンス | 【第2回】 | 出土文字資料概論 | 【第3回】 | 出土文字資料からみた古代の税制①税物の調達から運送まで | 【第4回】 | 出土文字資料からみた古代の税制②出挙運営の実態 | 【第5回】 | 出土文字資料からみた古代の交通①古代の駅家と駅路 | 【第6回】 | 出土文字資料からみた古代の交通②過所木簡 | 【第7回】 | 出土文字資料からみた古代の交通③末端の情報伝達 | 【第8回】 | 出土文字資料からみた古代の交通④古代の港湾施設 | 【第9回】 | 出土文字資料からみた古代の農業①種子札と古代の稲作 | 【第10回】 | 出土文字資料からみた古代の農業②賃租と木簡 | 【第11回】 | 出土文字資料からみた古代の農業③田起こし労働と人々の動員 | 【第12回】 | 出土文字資料からみた古代の農業④里刀自と田植え労働 | 【第13回】 | 出土文字資料からみた古代の信仰①古代の内神信仰 | 【第14回】 | 出土文字資料からみた古代の信仰②地方社会における国家仏教 | 【第15回】 | 出土文字資料からみた中世の信仰①鎌倉時代のまじない札 |
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