Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本史特殊講義6C- II 山下 須美礼
選択必修  2単位
【史】 17-1-1340-3833-10

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義では、春期に引き続き幕末の国際関係に関する事柄を主に取り上げる。それぞれの事柄についての世界史的背景、国内の政治状況や社会状況との関わりに触れながら、明治へとつながる時代について検討を行う。

2.
授業の到達目標

 国際関係に関する事柄の経緯を理解し、幕府の対応や社会の動きとの連動性について考察できるようになること。

3.
成績評価の方法および基準

 ①中間試験(40%)
 ②期末試験(40%)
 ③毎回のレスポンスシートの内容(20%)

4.
教科書・参考書

 ・授業時にレジュメ配布。
 ・参考文献
   平川新『全集 日本の歴史 第12巻 開国への道』(小学館 2008)
   牧原憲夫『全集 日本の歴史 第13巻 文明国をめざして』(小学館 2008)
   藤田覚『近世後期政治史と対外関係』(東京大学出版会 2005)
   井上勲編『日本の時代史 20 開国と幕末の動乱』(吉川弘文館 2004)

5.
準備学修の内容

 授業時に紹介する参考文献や資史料を読解し、次回のレスポンスシートに反映させること。

6.
その他履修上の注意事項

 ・レジュメが配布されることに安心せず、メモやノートをしっかりとること。
 ・講義内容をもとに自分自身で思考し、視野や関心を広げていってほしい。
 ・授業内容については、進捗状況等により、多少の変更がでる可能性あり。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス
【第2回】
 江戸時代後期の海防
【第3回】
 海外情報の収集
【第4回】
 ペリー来航
【第5回】
 プチャーチン来航
【第6回】
 和親条約の調印
【第7回】
 通商条約の調印
【第8回】
 前半のまとめと中間試験
【第9回】
 開港の影響
【第10回】
 居留地と外国貿易
【第11回】
 日本人の海外渡航
【第12回】
 万国博覧会の時代
【第13回】
 訪日外国人の見た日本
【第14回】
 欧米文化の受容
【第15回】
 後半のまとめと期末試験