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授業の概要(ねらい) |
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この科目は、これまでの4年間、みなさんが教職課程で学んできた教科・教職に関する科目の知見を総合的に結集するとともに、教育実習などで得た学校現場の視点を取り入れながら、その内容を整理統合するためのものです。具体的には、 ・履修カルテ・実習日誌などを活用し、教員としての自己の資質能力や課題を把握する。 ・模擬授業を実施し、教員としての表現力や授業力、子どもの反応を活かした授業づくり、皆で協力して取り組む姿勢を育む指導法などを再確認する。 ・教育実習などの経験をふまえて学級経営案を作成し、実際の事例との比較などを通じて、学級担任の役割や実務、他の教職員との連携協力のあり方などを確認する。 ・いじめや不登校、特別支援教育など、今日的な教育課題に関する役割演技(ロールプレーイング)や事例研究を実施する。 などの点を演習形式(グループ)で行います。また、必要に応じて、学校訪問や現職教員による講習などを授業に取り入れていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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①4年間の教職課程の集大成として、身に付けた資質能力が教員として最小限必要な資質能力として有機的に統合され、形成されたかについて確認できる。 ②この科目の履修を通じて、将来、教員となるうえでの自身の課題を自覚し、必要に応じて不足している知識・技能などを補い、その定着を図ることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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演習への参加の様子(50%)、提出物(40%)、グループディスカッション時の発言(10%)などをもとに、総合的に評価を行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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特に指定しません。 ※必要に応じて教員から指示を出します。
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5. |
準備学修の内容 |
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①みなさんは、この講義を教育実習終了後に履修することになります。実習日誌の記載事項や指導教諭からの助言を読み直しておきましょう。 ②履修カルテへの記載などを通して、自己の資質能力について正しく評価できるようにしておきましょう。 ③必要に応じて、過去に履修した教科・教職に関する科目のノートやレジュメなどを読み返し、知識を深めておきましょう。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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教職実践演習は教職課程の「総まとめ」にあたる科目で、教職につくことを希望する学生が受講するものとなっています。したがいまして、単に履修するだけではなく、自己の資質能力を正しく判断し、必要に応じてそれを伸ばしていこうとする積極的な学修態度が求められます。なお、授業は校種・免許種別のクラス編成となります。このため、自由に履修登録をすることはできません。クラス指定と履修登録の方法などは、秋期開始までに個別に連絡をしますので、その指示にしたがって履修登録をして下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 共通ガイダンス―目的理解、教職の意義・教師の使命について― | 【第2回】 | 教育実習のふり返り①―カルテ・実習日誌を用いた自己分析・意見交換― | 【第3回】 | 教育実習のふり返り②―グループワークによる課題整理・発表― | 【第4回】 | 生徒指導・学級経営の課題 | 【第5回】 | 特別支援教育の課題 | 【第6回】 | 教科専門性の向上①―教科内容の学問的・科学的理解を深める(1)― | 【第7回】 | 教科専門性の向上②―教科内容の学問的・科学的理解を深める(2)― | 【第8回】 | 教科専門性の向上③―授業構成・指導方法との関連をはかる― | 【第9回】 | 授業構成を考える―学習指導案の検討― | 【第10回】 | 授業力の向上①―模擬授業・相互批評― | 【第11回】 | 授業力の向上②―模擬授業・相互批評― | 【第12回】 | 授業力の向上③―模擬授業・相互批評― | 【第13回】 | 授業力の向上④―模擬授業・相互批評― | 【第14回】 | 社会性・対人関係のあり方を考える | 【第15回】 | まとめと評価―教職の意義・教師の使命の再焦点化― |
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