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授業の概要(ねらい) |
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地形や土地被覆の影響を受けて作り出される地域スケールの気候(小気候)は、各地域の景観・文化・生活とも深く関わっています。この授業では、地域スケールの気候(小気候)に焦点を当てて、具体例を挙げながら、その特徴と形成要因についての理解を深めます。
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2. |
授業の到達目標 |
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地域スケールの気候について、その特徴と形成要因を理解し、論述的に説明することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験の結果(80%)とレポート(20%)によって評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は特に指定しません。必要の応じてプリントを配布します。 参考書 日下博幸『学んでみると気候学はおもしろい』ベレ出版 気候影響利用研究会編『日本の気候Ⅰ』二宮書店
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5. |
準備学修の内容 |
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毎回、授業内容を復習するようにしてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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毎回コメントシートを配りますので、質問・コメント・要望等を記入してください。 コメントシートは成績評価には一切使用しません。 現在住んでいる地域や出身地の気候に関心を持つようにしてください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス(受講上の注意) | 【第2回】 | 気候の空間スケール 大気候・中気候・小気候・微気候 | 【第3回】 | 大気境界層 | 【第4回】 | 沿岸と内陸の気候 | 【第5回】 | 海陸風の仕組み | 【第6回】 | 盆地の気候① 盆地が暑くなりやすい理由 | 【第7回】 | 盆地の気候② 盆地と風 | 【第8回】 | 盆地の気候③ 盆地と霧 | 【第9回】 | 山地の気候① 山地の気温分布 | 【第10回】 | 山地の気候② 斜面温暖帯とは何か | 【第11回】 | 山地の気候③ 山地の雲と降水 | 【第12回】 | 局地風① おろし風と強風災害 | 【第13回】 | 局地風② だし風 | 【第14回】 | 局地風③ フェーン現象の仕組み | 【第15回】 | まとめと試験 |
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