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授業の概要(ねらい) |
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本講義は、日本の生活文化について、特に食文化の観点から学ぶものである。 日本の食文化には日本古来の食物や調理法、保存法が脈々と受け継がれているものもあれば、海外から流入したものもある。それらを主に東アジアの中で比較検討することにより、日本人の生活および思考のあり方や、世界における日本文化の位置づけについて考えていく。
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2. |
授業の到達目標 |
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風俗史Ⅰと同様に、まずは日本の食文化について理解したうえで、日本人の考え方や生き方がどのように形作られてきたか考えられるようになる。さらには、日本文化の特色や、世界の中で日本文化がどのような位置を占めてきたか考える力を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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小テスト4回の得点を各25%とし、合計100%で評価する。ただし、授業への参加度を加味する場合もある。
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4. |
教科書・参考書 |
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毎回プリントを配布する。 参考文献:大塚滋『食の文化史』(中公新書)→絶版のため、古書で購入するとよい。 北岡正三郎『物語 食の文化』(中公新書、940円+税)
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5. |
準備学修の内容 |
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定期的に参考文献やレジュメを復習しておくこと。普段から読書をして見聞を広め、食生活や日本文化に関心を持つこと。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容をよく理解することに加えて、自身の食生活やふるさとの食文化に興味関心を持ってほしい。 幅広い分野への関心や好奇心を育んでもらいたい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 風俗史についての概説 | 【第2回】 | 肉食の文化 | 【第3回】 | 魚と日本人 | 【第4回】 | 菜食文化 | 【第5回】 | 米食文化、小テスト1 | 【第6回】 | 粉食文化 | 【第7回】 | パン文化 | 【第8回】 | 乳製品、小テスト2 | 【第9回】 | 発酵食品と日本人① | 【第10回】 | 発酵食品と日本人② | 【第11回】 | 茶の文化、小テスト3 | 【第12回】 | 日本料理の歴史 | 【第13回】 | 懐石と料理屋の誕生 | 【第14回】 | 食事の作法と食器 | 【第15回】 | まとめ、小テスト4 |
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