Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
美術 II 鎌田 純子
【Ⅲ】  2単位
【Ⅲ 歴史と文化を学ぶ】 17-1-1340-4213-04

1. 授業の概要(ねらい)

 主に日本の美術に親しむための授業です。秋期は、桃山時代から江戸時代までの日本美術作品の中から、毎回厳選したものを紹介します。限られた作品を深く、多角的に読み解くことで、作品そのものの魅力はもちろんのこと、作品がつくられた時代の技術や文化の特徴、歴史的背景も学べる内容を目指します。また折にふれ、美術館や博物館で開催されている展覧会を紹介し、受講生が積極的に実作品に触れる機会を増やしたいと思います。

2.
授業の到達目標

 好きな作品や作り手を見つけ、それについて解説できること。

3.
成績評価の方法および基準

 学期末試験と平常点(リアクションペーパーの質など)をもとに評価します。

4.
教科書・参考書

 参考文献:辻惟雄『カラー版 日本美術史』美術出版社

5.
準備学修の内容

 ジャンルは問わず、積極的に美術館、博物館に行き、美術作品を鑑賞すること。

6.
その他履修上の注意事項

 授業の理解度や興味を確認するため、授業中にリアクションペーパーを配る時があります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス 授業の内容と進め方などの説明
【第2回】
 桃山時代の美術①
【第3回】
 桃山時代の美術②
【第4回】
 桃山時代の美術③
【第5回】
 近世初期風俗画
【第6回】
 浮世絵① 
【第7回】
 浮世絵②
【第8回】
 浮世絵③
【第9回】
 琳派① 俵屋宗達
【第10回】
 琳派② 尾形光琳
【第11回】
 琳派③ 酒井抱一
【第12回】
 奇想の画家① 伊藤若冲
【第13回】
 奇想の画家② 曾我蕭白
【第14回】
 日本美術の海外への影響
【第15回】
 まとめと試験