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授業の概要(ねらい) |
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歴史学の目標とは何か。またその目標を達成するためにどのような手法を用いているのか。近代歴史学が成立した19世紀から現在に至る歴史学の歩みを学ぶことで、学問としての歴史学の理解を深める。 授業は、19世紀後半から現在までの歴史学の変遷を学び、実際に様々な歴史家の著作に触れながら、日本を中心とする歴史学の歴史(史学史)を知る。それを通して、歴史学の様々な方法、アプローチを学び、実際に自分が卒業論文などを書く際にどのようなアプローチを採用したいか考えてみる。
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2. |
授業の到達目標 |
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①歴史学の学問的特徴について説明できるようになる。 ②歴史に関する知識を身につけるだけではなく、主体的に歴史に関わる問題を発見し、考察する姿勢を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間レポート(40%)期末試験(60%)
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は指定しない。参考文献は適宜授業中に紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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高校教科書などを用いて事前に簡単な世界史の流れを押さえておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業の妨げとなるような行為を行った場合、授業への出席を禁じる。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 歴史学の歴史「史学史」とは? | 【第3回】 | 歴史学は進歩したのか?エリック・ホブズボームの歴史学論(前半) | 【第4回】 | 歴史学は進歩したのか?エリック・ホブズボームの歴史学論(後半) | 【第5回】 | 学問としての歴史学の導入 | 【第6回】 | ランケ流実証主義の確立 | 【第7回】 | 帝国日本の歴史学(皇国史観の紹介) | 【第8回】 | 中間試験の実施 | 【第9回】 | 「戦後歴史学」の発展(丸山政治学、大塚史学の紹介) | 【第10回】 | 「戦後歴史学」の発展(マルクス主義史観の紹介) | 【第11回】 | 社会史の誕生と発展(ブローデルの「全体史」) | 【第12回】 | 社会史の誕生と発展(アナール学派の「心性史」) | 【第13回】 | 社会史の誕生と発展(マイノリティの歴史) | 【第14回】 | グローバル・ヒストリー | 【第15回】 | まとめと授業内試験 |
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