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授業の概要(ねらい) |
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昨年は「フェイクニュース」という言葉がネットを賑わした。事実にもとづかない情報が広く流通するようになる中で、事実にもとづいて物事を論じる能力は必要性を増しているといえよう。本授業では情報を批判的に吟味し、データにもとづいて物事を論じる力を身につけるために、クリティカルシンキング(批判的思考法)について学び、統計ソフトによるデータ処理を用いた発表とレポート作成を行なっていきたい。
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2. |
授業の到達目標 |
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クリティカルシンキングの考え方を身につける。 統計ソフトの使い方に習熟する。 これらを用いて、実証的に物事が論じられるようになる。
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成績評価の方法および基準 |
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発表・レポートを50%、他の発表者へのコメントなど授業への参加状況を50%として、総合的に判断する。
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教科書・参考書 |
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若山昇著(2013)『誰でもわかるクリティカルシンキング―それって、ホント?』北樹出版 参考文献は適宜指示する。
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準備学修の内容 |
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テキスト、参考文献は事前に読んでおいてほしい。授業は演習やディスカッションを主体に行う。批判的な考え方や論理的に思考する力は一朝一夕に身につくものではない。繰り返し実践することが重要である。
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その他履修上の注意事項 |
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日頃のニュース報道やネットの書き込みについても、批判的に検討する習慣をつけてみてほしい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 自己紹介と簡単なクリティカルシンキング演習。 | 【第2回】 | テキスト輪読と演習(第1章) | 【第3回】 | テキスト輪読と演習(第2章) | 【第4回】 | テキスト輪読と演習(第3章) | 【第5回】 | 統計ソフト(SPSS)のインストールと基本的な使い方 | 【第6回】 | SPSSによる統計分析1(カイ2乗検定)。 | 【第7回】 | SPSSによる統計分析2(相関係数)。 | 【第8回】 | SPSSによる統計分析3(回帰分析)。 | 【第9回】 | 調査テーマ候補のリストアップとテーマ決定。 | 【第10回】 | 先行研究のリサーチ。 | 【第11回】 | 先行研究の批判的紹介1。 | 【第12回】 | 先行研究の批判的紹介2。 | 【第13回】 | 先行研究の批判的紹介3。 | 【第14回】 | 実証的な調査テーマ設定と調査計画作成 | 【第15回】 | 春期のまとめ |
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