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授業の概要(ねらい) |
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環境問題は21世紀の重要課題の一つである。この授業では環境問題についての基本的な知識を身につけるとともに、実際に環境の現場を訪れることで実践的に問題を把握し、解決する方法を考える姿勢を養うことを目指す。春期はテキストを輪読するとともに、多摩地域周辺で自然保護や水質保全、ゴミ処理やゴミ削減、省エネや自然エネルギー利用などに取り組んでいる現場を訪ねて、具体的にどのような問題が存在し、どのような対策が行われつつあるのか学んでいきたい。
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2. |
授業の到達目標 |
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1 環境問題について基本的な知識を身につける。 2 身近な地域についてどのような問題があるのか探ることができる。 3 現在、どのような対策が取られつつあるのか、どのような点が障害となっているかを把握する。 1、2を必須としてできれば3まで達成したい。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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発表課題40%、フィールド見学への取り組み30%、ゼミ活動全体への貢献30%の割合で評価し、総合して最終的な評価を行う。
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教科書・参考書 |
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鳥越皓之、帯谷博明 編著(2009)『よくわかる環境社会学』ミネルヴァ書房。 参考書は適宜指示する。
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準備学修の内容 |
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テキストは輪読するが、各自通読しておいてほしい。内容を把握した上でディスカッションを行いたい。 フィールドの訪問先についても積極的に情報をあつめてほしい。
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その他履修上の注意事項 |
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週末に2回ほど、現場訪問を行うので少なくとも一度は参加すること。 環境問題はリアルタイムで変化するので、日々のニュースにも気をつけてほしい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 自己紹介。訪問先候補のリストアップ。輪読の順番決定。 | 【第2回】 | 輪読とディスカッション(1、2章)。 | 【第3回】 | 輪読とディスカッション(3、4章)。 | 【第4回】 | 輪読とディスカッション(5、6章)。 | 【第5回】 | 訪問先候補についての調査。訪問先決定。 | 【第6回】 | 訪問先について調査。見学の手引き作成1。 | 【第7回】 | 訪問先について調査。見学の手引き作成2。 | 【第8回】 | 輪読とディスカッション(7、8章)。 このころ見学実施(1回目)。 | 【第9回】 | 輪読とディスカッション(9、10章)。 | 【第10回】 | 輪読とディスカッション(11、12章)。 このころ見学実施(2回目)。 | 【第11回】 | 見学結果についてのディスカッション。 | 【第12回】 | 見学結果についての発表1。 | 【第13回】 | 見学結果についての発表2。 | 【第14回】 | 期末レポートの作成。 | 【第15回】 | 秋期取り組みたいことについてのディスカッション。 |
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