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授業の概要(ねらい) |
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とりあえず、英語は道具です。何のための? ―使い途はもちろんいろいろありますが、この授業では社会学を学ぶための道具、つまり社会/世界について知り、考え、語るための道具として使います。道具として使いながら磨きをかけ、社会/世界に関するこれまでとは別の見方・関わり方を見つけていきましょう。 英語には自信がない、日本語でも難しいのに「英語で社会学」なんてできるわけがない― そんなふうに思う方でも、大丈夫。授業は基本的に英語を使って行いますが、高校までの英語課程を修了しており、そして何より英語を使いたい、使えるようになりたいという意欲があれば、いわゆる英語力のレベルを問いません。そもそも、学ぶことはコミュニケーションであり、コミュニケーションに必要なのは単なる語学力というより、人や社会に対する姿勢、問題意識、背景知識そして意欲その他の総合です。英語を使ったいつもとは一味違ったコミュニケーションを交わしていくことで、「社会学する」ことへの別のアプローチを実践してみましょう。
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2. |
授業の到達目標 |
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英語を使って、社会/世界について知り、学び、考え、発信することができるようになるための基礎を形成する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席は単位修得の前提である。授業参加(60%)、毎回授業後の課題(40%)を総合して評価する。ペーパー・ベースの期末試験は行わない。
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4. |
教科書・参考書 |
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特になし。適宜参考資料を指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業内で配布するプリント等を復習する。毎回授業後の課題を行う。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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履修者の英語のレベルは様々でしょうが、各自が自分の今のレベルから一歩でも二歩でもステップアップできればよいのです。他人と比べず、しかし他人から学びつつ、あきらめないで自分の向上をめざしましょう。 なお、この授業は「英語で社会学I」の履修を前提とするものではありません。「II」からの履修も歓迎します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション:授業説明 | 【第2回】 | 英語で社会学する(1):お互いを知る | 【第3回】 | 英語で社会学する(2):社会を映す音楽 | 【第4回】 | 英語で社会学する(3):社会を映す音楽 | 【第5回】 | 英語で社会学する(4):映画を通して考える | 【第6回】 | 英語で社会学する(5):映画を通して考える | 【第7回】 | 英語で社会学する(6):海外報道を観察する | 【第8回】 | 英語で社会学する(7):海外報道を観察する | 【第9回】 | 英語で社会学する(8):英語で講義を受ける | 【第10回】 | 英語で社会学する(9):英語で講義を受ける | 【第11回】 | 英語で社会学する(10):英語でゼミナール | 【第12回】 | 英語で社会学する(11):英語でゼミナール | 【第13回】 | 英語で社会学する(12):社会について発信する | 【第14回】 | 英語で社会学する(13):社会について発信する | 【第15回】 | 振り返りと展望 |
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