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授業の概要(ねらい) |
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この授業は、「逸脱行動」(規則に違反する行動)をテーマとして取り上げます。逸脱行動とは犯罪や非行なども含みますが、それだけでなく一般的な道徳、公共のマナー、仲間内の決まりなど、様々な規則に対する違反を含んだ概念です。近年、「いじめ」、セクハラ・パワハラなどの「ハラスメント」、「ドメスティック・バイオレンス(DV)」など、人間関係にかかわる逸脱行動が大きな注目を集めています。これらの逸脱は、グレーゾーン(何をしたらそれに当てはまるかはっきりしない曖昧な部分)が大きく、また日常的に広がりを見せているという特徴があります。この授業では人間関係にかかわる逸脱行動を対象として、私たちの日常生活のありようを顧みながら検討したいと思っています。授業の進め方としては、文献の講読や参加者の発表を予定しています。
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2. |
授業の到達目標 |
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日々の生活を社会学的な観点から分析する態度の獲得。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席と授業態度(50%)、報告内容(30%)、議論への参加(20%)を総合して判断します。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業内で指示します。
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5. |
準備学修の内容 |
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文献をあらかじめ読み、意味のわからない用語を調べ、自分の意見を考えておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業への積極的な参加を重視します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション:文献の紹介と割り当て | 【第2回】 | 報告とディスカッション(1) | 【第3回】 | 報告とディスカッション(2) | 【第4回】 | 報告とディスカッション(3) | 【第5回】 | 報告とディスカッション(4) | 【第6回】 | 報告とディスカッション(5) | 【第7回】 | 報告とディスカッション(6) | 【第8回】 | 報告とディスカッション(7) | 【第9回】 | 報告とディスカッション(8) | 【第10回】 | 報告とディスカッション(9) | 【第11回】 | 報告とディスカッション(10) | 【第12回】 | 報告とディスカッション(11) | 【第13回】 | 報告とディスカッション(12) | 【第14回】 | 報告とディスカッション(13) | 【第15回】 | 報告とディスカッション(14) |
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