Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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社会学演習 I 浦野 慶子
必修  2単位
【社会】 17-1-1350-2701-05

1. 授業の概要(ねらい)

 ■メインテーマ:都市における企業・地域・人々の成長戦略
 なぜ、首都圏の大規模アウトレットモールは自動車で片道90分圏内にあるのでしょうか。全国的に商店街の衰退が進むなか、なぜ、ある商店街は今日も活気に満ちているのでしょうか。本演習では、都市空間でおきているさまざまな現象や問題を社会学的に分析し、より安全・安心で健やかな都市空間/都市生活を創出するためにどのような取り組みが必要か、未来/解決志向で実践的な戦略を考えます。
 ■サブテーマ(1):世界都市TOKYOを生き抜くプレゼン・スキルの向上
 多様な人々が集うTOKYOでは、自分の考えや思いを的確に伝えるスキルを高めることが重要です。そこで本演習では、著名人のスピーチからプレゼンテーション技法を学び、プレゼンテーション能力を高める実践を重ねます。
 ■サブテーマ(2):分析力と行動力を高めるノート筆記法の実践
 コーネル大学式ノートを活用して、分析力と行動力を高めるノート筆記法の実践を重ねます。

2.
授業の到達目標

 1)大学卒業後、どのような都市生活を送りたいか、自分流ライフスタイルを考え、説明できる。
 2)卒業論文の執筆に向けて、関心分野の文献・資料を読み、要旨を説明できる。
 3)自分の意見を他者に分かりやすく口頭および文章で説明できる。

3.
成績評価の方法および基準

 発表の内容(60%)、ディスカッションなどへの参加度(40%)によって総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 帝京大学文学部社会学科『多摩学』執筆委員会編著『多摩学』(学文社)
 田所承己・菅野博史編『つながりをリノベーションする時代』(弘文堂)

5.
準備学修の内容

 ・テキストや配布した教材・資料を授業前・授業後に読み、予習復習をする。
 ・目標管理ポートフォリオを作成し、各自、設定した目標に向かって学習を進める。
 ・自由に設定したグループワークの課題に応じて、文献調査やフィールドワークを行う。
 ・指定されたテーマでレポートを執筆する。

6.
その他履修上の注意事項

 遅刻・欠席をせず、積極的に参加してください。社会学は、社会を分析するツールであり、社会の一員として生きている自分を見つめなおすツールでもあります。社会学をよく学び、自由に楽しく語り合うことを通じて、社会を知り、自分というダイヤモンドを磨いて、キラリと光る存在になってください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション:自己紹介、演習の進め方についてのガイダンス、個別相談
【第2回】
 文献及び資料の検討、グループワーク(1)
【第3回】
 文献及び資料の検討、グループワーク(2)
【第4回】
 文献及び資料の検討、グループワーク(3)
【第5回】
 発表とディスカッション(1)
【第6回】
 発表とディスカッション(2)
【第7回】
 発表とディスカッション(3)
【第8回】
 発表とディスカッション(4)
【第9回】
 学習到達度の中間確認、レポート課題
【第10回】
 発表とディスカッション(5)
【第11回】
 発表とディスカッション(6)
【第12回】
 発表とディスカッション(7)
【第13回】
 発表とディスカッション(8)
【第14回】
 まとめ(1)グループワーク発表
【第15回】
 まとめ(2)学習到達度の確認