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授業の概要(ねらい) |
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コミュニケーションは、社会の形成・維持・変化にとって重要な過程である。近代以降、メディアによって媒介されたいわゆる「メディア・コミュニケーション」は、コミュニケーション全体の中で大きな割合を占めるようになってきた。現代社会を考えるうえで、メディアを無視することができない理由がここにある。当演習では「メディアの分析を通じて社会を考える」をテーマに、コミュニケーション論やメディア論に関連する文献の講読と報告、ならびにメディアの内容分析をおこなっていく予定である。
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2. |
授業の到達目標 |
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メディア・コミュニケーション研究に関するテーマを各自が見つけ、卒業論文執筆のための基礎的能力を身につけること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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主にプレゼンテーションとレポートの内容(計90%)、出席状況(10%)をもとに判断する。なおディスカッションへの積極性を含む授業態度も評価の対象とする。
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4. |
教科書・参考書 |
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基本テキスト 大石裕編(2012)『戦後日本のメディアと市民意識』ミネルヴァ書房 藤田真文編(2011)『メディアの卒論』ミネルヴァ書房 ※このほかに輪読する文献を選択することになる。 参考文献 D.マクウェール著、大石裕監訳(2010)『マス・コミュニケーション研究』慶應義塾大学出版会。
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5. |
準備学修の内容 |
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選択した文献の精読。プレゼンテーションのための準備、および復習
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その他履修上の注意事項 |
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欠席・遅刻をしないこと(特に無断欠席は厳禁)。また演習中、他者の権利を侵害したとみなされる学生に対しては相応の措置をとるので注意すること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 「社会学演習」について | 【第2回】 | 自己分析レポート(履修者全員) | 【第3回】 | 文献・資料の検討、発表分担のためのディスカッション | 【第4回】 | 発表とディスカッション(1) | 【第5回】 | 発表とディスカッション(2) | 【第6回】 | 発表とディスカッション(3) | 【第7回】 | 発表とディスカッション(4) | 【第8回】 | 発表とディスカッション(5) | 【第9回】 | 発表とディスカッション(6) | 【第10回】 | 発表とディスカッション(7) | 【第11回】 | 発表とディスカッション(8) | 【第12回】 | 発表とディスカッション(9) | 【第13回】 | 発表とディスカッション(10) | 【第14回】 | 発表とディスカッション(11) | 【第15回】 | まとめ |
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