1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義は、教育と試験という観点から、日本社会とフランス社会の比較を試みる。 日本の社会や教育についての「常識」を疑いながら、誰もが経験している教育を題材にしながら、比較社会学の初歩的な指導をおこなう。
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2. |
授業の到達目標 |
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①社会を比較するということについて、新しい見方を獲得する。 ②フランスの社会や教育の特徴を説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中のリアクション・ペーパー(30%)、小テスト(20%)、期末試験(50%)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト・参考文献は使用しない。
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5. |
準備学修の内容 |
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日常生活において、常に社会学的視点を心に留めておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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比較社会学Ⅱと併せて履修することが望ましいが、比較社会学Ⅰのみの受講も可能である。 身近な「教育」という切り口から社会を考察するので、受講生各自のこれまでの教育体験を思い浮かべて講義に臨んでほしい。 授業中に配布したプリントをファイルしておくこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 社会的動物としての人間 | 【第3回】 | 教育の社会学的見方 | 【第4回】 | 教育と選抜 | 【第5回】 | 比較とは何か | 【第6回】 | フランスの教育(1)初等・中等教育 | 【第7回】 | フランスの教育(2)留年 | 【第8回】 | 小テスト | 【第9回】 | フランスの教育(3)バカロレア試験 | 【第10回】 | フランスの教育(4)エコール・ノルマル | 【第11回】 | フランスの教育(5)グランド・ゼコール | 【第12回】 | フランスの教育(6)シアンスポ | 【第13回】 | フランスの教育(7)ピエール・ブルデューの社会学 | 【第14回】 | 日本とフランスの比較 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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