1. |
授業の概要(ねらい) |
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文化と心の関係へのさまざまなアプローチを身につける。心が文化をつくり、逆に文化が心をつくることを学ぶ。 文化心理学の基礎、および日本人の心理をとらえた「甘え」理論について解説する。
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2. |
授業の到達目標 |
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①さまざまな社会現象を「文化と心の関係」として読み解き、文化を研究する視点を獲得する。 ②心の文化差の仕組みについて修得する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中のリアクション・ペーパー(30%)、小テスト(20%)、期末試験(50%)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト・参考文献は使用しない。
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5. |
準備学修の内容 |
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日常生活の中に「文化」を見出す努力をすること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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文化心理学Ⅱと併せて履修することが望ましいが、文化心理学Ⅰのみの受講も可能である。 「文化」という言葉を聞いただけで「難しそう」と考えないように。文化は日常生活のなかにもあることを認識してほしい。 授業中に配布したプリントはファイルしておくこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 文化の相違 | 【第3回】 | 文化心理学とは何か | 【第4回】 | 自己高揚と自己卑下 | 【第5回】 | 「甘え」理論(1)日本語と英語 | 【第6回】 | 「甘え」理論(2)日本人の心理 | 【第7回】 | 「甘え」理論(3)普遍性と特殊性 | 【第8回】 | 小テスト | 【第9回】 | 文化と意味 | 【第10回】 | 自己観・人間観 | 【第11回】 | 相互協調的自己観 | 【第12回】 | 人と人の間 | 【第13回】 | 文化と動機 | 【第14回】 | エンティティセオリーとインクリメンタルセオリー | 【第15回】 | まとめと試験 |
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