Web Syllabus(講義概要)

　マスコミュニケーション論の基礎を踏まえ、報道は実際にどのように行われてきたか、現に行われているか、具体的な記事を取り上げ、報道振りを批判的に検証する。その過程で政治、経済、国際、事件などそれぞれの報道分野の実態と課題を明らかにする。なるべくホット・トピックを採用したいので授業計画の順序には異動が生じる可能性がある。前期と合わせ完結する。

　さまざまな報道事例を検討することは、現代史を学び現代社会の構造を知ることである。国際化が進み競争が激化するこれからの世界を生き抜いていくためのメディア・リタラシーの獲得をめざす。

　試験は期末に主として論述の形で実施する。試験問題はおおむね授業時に配布するプリント、板書から出題する。期末試験の欠席者、講義への出席が極端に悪いものは単位を取得できない可能性が大きい。

　テキストは特に使用しない。プリントを配布する。

　授業で示す参考文献、映像資料などを図書館などで参照すること。

　新聞をよく読むこと。とくに社説を読むことを薦める。